ローリーvsマイケル生き残るのはどちらだ!『ハロウィン THE END』緊張の本編映像解禁

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ローリーvsマイケル生き残るのはどちらだ!『ハロウィン THE END』緊張の本編映像解禁

ジョン・カーペンターによるホラー映画の金字塔『ハロウィン』(78)から続くシリーズ最新作『ハロウィン THE END』(4月14日公開)。このたび、本編映像の一部が解禁された。

カーペンターが32万5,000ドルの製作費で生みだし、4,716万ドルの全米興行収入を記録した『ハロウィン』は、映画史に残るホラーアイコン“ブギーマン”を生み、数多くの作品やクリエイターたちに影響を与えている。その1978年版から40年後を描いた正統な続編『ハロウィン』(18)は、全世界で2億5561万ドルを稼ぐ大ヒットを記録。さらに、2021年には続編となる『ハロウィン KILLS』が公開され、全世界で1億3164万ドルの興行収入を記録し、連続して全米No.1のオープニングを飾った。

前作から4年、忽然と姿を消した殺人鬼ブギーマンことマイケル。彼の凶刃から生き延びたローリー(ジェイミー・リー・カーティス)は、孫娘のアリソン(アンディ・マティチャック)とともに平穏な日常を取り戻しつつあった。しかし、悲しい過去をもつ孤独な青年コーリー(ローハン・キャンベル)がマイケルと遭遇したことをきっかけに、再びマイケルの狂気がハドンフィールドの住民を襲うのだった。

今回解禁された映像は、マイケルの凶行を止めるのは自分しかいないと、長年の因縁に決着をつけるべく決意したローリーがマイケルを迎え撃つ場面。物置に隠れるローリーと、刃物を片手に忍び寄るマイケル。2人の緊張感たっぷりの攻防に思わず息を飲むスリリングな映像となっている。

長い年月の間、ある種の運命共同体のような特殊な絆でつながっていたローリーとマイケル。最終決戦の撮影では、ローリーを演じるジェイミー・リー・カーティスをはじめとしたキャスト陣の胸に特別な思いが去来していたという。撮影現場では最終シーンの格闘の確認中に感極まり、2人で涙を流す場面も。カーティス自身にとっても、最終決戦はエモーショナルなものになったようで「1978年のオリジナルが成功した理由は、ローリーに観客が感情移入できたから。彼女は穏やかな所があり、アメリカ的な希望や夢を感じるし、知的でイノセント。だからこそ、狂人にひどい目に遭わされる時、観客が彼女を心配する気持ちをもってくれた。自分自身も若きローリーから感じたエモーションが44年間続いているからこそ、最後のエンディングはエモーションじゃなければいけなかった」とコメントを寄せている。


壮絶な最終決戦のはてに生き残るのはローリーか、それともマイケル?か?戦いの行方はスクリーンで確認してほしい。

文/スズキヒロシ

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