ショーン・ビーン&ファムケ・ヤンセンがレッドカーペットに登場!新田真剣佑は「まっけん」コールに笑顔
車田正美の人気漫画「聖闘士星矢」を実写映画化した『聖闘士星矢 The Beginning』(4月28日公開)のジャパンプレミアが18日、東京ドームシティホールにて開催。レッドカーペットイベントに、主人公、星矢役の新田真剣佑、アルマン・キド役のショーン・ビーン、グラード役のファムケ・ヤンセン、シエナ役のマディソン・アイズマン、ネロ役のディエゴ・ティノコ、マイロック役のマーク・ダカスコス、本作の監督を務めたトメック・バギンスキー監督が登場。さらに、日本語吹替版にて声優を務める磯部勉、井上喜久子、潘めぐみ、浪川大輔、咲野俊介らも登壇し、本作の応援隊長を務めるお笑いコンビ「霜降り明星」のせいやも駆けつけた。
豪華キャストがステージに登場すると集まった約1000人のファンが大歓声をあげる。新田をはじめ、キャストがレッドカーペットではサインや記念撮影に応じるなどの神対応でファンのボルテージは最高潮。会場のあちこちで「まっけん!!」と名前を呼ばれ続けた新田。「ちょっと待っててねー」「順番だよー」などと答えながら、ファンのスマホや自身のスマホで自撮りサービスもたっぷりと行い、ファンを喜ばせていた。
並んでフォトコールに応じたビーンとヤンセンは、劇中で元夫妻を演じた。ビーンは『ロード・オブ・ザ・リング』(01)以来21年ぶり、ヤンセンは『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(06)以来17年ぶりの来日ということもあり、それぞれのファンが熱狂する様子が、会場のボルテージをよりアツくしていた。
日本語吹替版でシエナの声を担当する潘は「『聖闘士星矢』は血の繋がりのある作品です」とコメント。MCから潘の母、潘恵子がテレビアニメ版でアテナの化身、城戸沙織を演じていると説明が入ると、アフレコに向かう際には「あなたのシエナをあなたらしく頑張っていらっしゃい」と送り出されたことを明かし、「原作ファン、アニメファンの方たちが燃やしてきた小宇宙(コスモ)を守りたいという気持ちで実写に寄り添えたら」という気持ちでアフレコに臨んだと笑顔で報告していた。
また、「聖闘士星矢」原作者の車田もジャパンプレミアのステージに登場し、出演者を出迎える場面も。監督、キャスト一人一人と固い握手を交わすと、会場に向かってガッツポーズ。大きな拍手に包まれながらステージを後にした。
原作の「聖闘士星矢」は1985年12月に「少年ジャンプ」(集英社)にて連載がスタート。コミックスの全世界累計発行部数は5000万部以上で、1986年から89年にテレビアニメが放送され、劇場版アニメなども制作されてきた人気作。「聖闘士星矢」初の実写映画となる本作は、「ウィッチャー」などのバギンスキーが監督を務め、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)やジャッキー・チェンのスタントで有名なアンディ・チャンがスタント・コーディネーターとして参加、VFXを『DUNE/デューン 砂の惑星』(20)、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(21)などのDNEGが担当している。
取材・文/タナカシノブ