TOHOシネマズが映画鑑賞料金の改定を発表。一般料金は2000円、各種割引料金も100円値上げへ
全国に「TOHOシネマズ」を展開するTOHOシネマズ株式会社は、全国の「TOHOシネマズ」名の71劇場において、2023年6月1日(木)の上映分より映画鑑賞料金を一部改定することを発表した。
現行1900円の一般料金は、改定後は100円値上がりの2000円に。そのほか、現行1200円のシニア料金、ならびにファーストデイ、シネマイレージデイ、TOHOウェンズデイは1300円に、現行1400円のレイトショー料金は1500円へと改定される。なお大学・高校・中学・小学生・幼児の鑑賞料金は現行のまま。障害者割引と、毎年12月1日の「映画の日」の割引も1000円が維持される。
TOHOシネマズは発表のなかで、以下のようにコメントしている。「弊社では、キャッシュレス決済の推進やモバイルチケットの導入等による運営の効率化を図ると共に、映画をより多くのお客様にお届けし、お楽しみいただくため、新規出店や観賞環境の改善に努めてまいりました。
しかしながらエネルギー価格の高騰や円安による仕入コストの上昇、アルバイト人件費を中心とした運営コスト増や各種設備投資における負担増等により、企業努力だけではこれらの吸収は極めて困難出ると判断し、観賞料金の改定を行うことといたしました。今後も更なる企業努力により、お客様にご満足いただけるようサービスの向上に努めて参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」。
文/久保田 和馬
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