『マイ・エレメント』オリジナル・サウンドトラックより先行トラック「Steal The Show」が配信開始
ディズニー&ピクサーが贈る最新作で、火、水、土、風のエレメントたちが暮らす世界を描く『マイ・エレメント』(8月4日公開)。本作のオリジナル・サウンドトラックより先行トラック「Steal The Show」が映画公開に先立って6月2日に配信開始となった。
音楽フェスティバル「SUMMER SONIC 2023」で今夏来日も決定しているポップ・ミュージック界の次世代シンガー・ソングライター、ラウヴ(Lauv)が、本作からの先行トラック「Steal The Show」を歌唱することが発表。6月1日にアメリカのディズニー・ミュージックのSNSで突如“どのアーティストか分かりますか?”というテキストとともにティザー音源が公開され、配信前から大きな注目を集めた。
「Steal The Show」は『WALL・E ウォーリー』(08)、『ファインディング・ニモ』(12)などのスコアを手がけた作曲家トーマス・ニューマンとソングライターのマイケル・マトシック、そしてラウヴによる共同制作によるもので、劇中の一部およびエンドクレジットで使用予定。“火”の女の子、エンバーが自分とは正反対な“水”の青年、ウェイドと出会い、新たな世界を知っていくエレメント・シティでの特別な冒険を彩る楽曲となっている。ラウヴは本楽曲について「この曲は、いままでで一番好きな曲のひとつで、制作過程が全然違っていたからです。トーマス・ニューマンと一緒に座って、彼が作っているサウンドをいくつか教えてもらいました。メロディーとコード、そしていくつかの重要な歌詞は、映画のシーンを見た後に完全にフリースタイルで制作しました。まさにその場での作業で、トーマスと何度もやり取りして、全体のサウンドスケープを作り上げ、それをラウヴのクラシックなサウンドと組み合わせたのは、本当にクールでした」と語った。
また、ピーター・ソーン監督は「ラウヴの音楽が大好きなので、ようやく彼と一緒に仕事をする機会に巡りあえた時、彼の曲とその使い方を参考にしました。彼は“エンバー”と“ウェイド”がお互いの中に見た美しさと、そしてふたりの出会いがもたらす奇跡を捉えていました。彼の歌を初めて聴いたとき、私たちはとても感動し、圧倒されました。彼がこの映画に与えてくれたものに、私たちは大きな感謝を感じています」とコメントしている。
ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年の記念イヤーに贈る、誰も知らないイマジネーションあふれる色鮮やかなエレメント・シティでの奇跡の出会い、そして予想もできない新たな“もしもの世界”の驚きと感動の物語『マイ・エレメント』。音楽にもぜひ注目してほしい!
文/サンクレイオ翼