エズラ・ミラーやベン・アフレックら豪華出演陣が『ザ・フラッシュ』ワールドプレミアに集結!
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(22)、『ジョーカー』(19)などのヒット作を生み出してきたDC。その最新作で、“地上最速ヒーロー”フラッシュ(エズラ・ミラー)が主人公となる『ザ・フラッシュ』が6月16日(金)に世界同時公開される。各国のファンが待ち望む公開が迫るなか、日本時間6月13日(火)、米ロサンゼルスのチャイニーズシアターで同作のワールドプレミアが開催された。
フラッシュことバリーが、幼いころに亡くした母親と無実の罪を着せられた父親を救うためにタイムループして過去を改変したことで、スーパーマンに倒されたはずのゾッド将軍(マイケル・シャノン)が復活してしまう本作。プレミアの会場には、エズラ・ミラー、スーパーガール役のサッシャ・カジェ、元の世界のバットマンを演じたベン・アフレック、DCスタジオの共同会長兼CEOのジェームズ・ガン、アンディ・ムスキエティ監督らスタッフ&キャストが大集合した。
ミラーは割れんばかりのファンの歓声に「とても光栄ですし、大きな喜びで、すごく興奮しています。本当に、本当に、僕にとっても美しい瞬間になってくれました。こうしてみんなに会えることがとてもすばらしいことで、この映画をみんなで祝える瞬間を持てたことがすばらしい。ありきたりかもしれないけれど、みんなと共に辿った旅路だったから」と感謝を述べた。
また、アフレックは妻のジェニファー・ロペスと登場。バットマンとしてのカムバックについて、「これまでの中でも一番楽しかったし、バットマン役を演じるなんて予想もしていなかったんだ。それでも、アンディ(・ムスキエティ監督)のことが大好きだし、以前のすばらしい経験もあったから、ここに戻ってきて、また演じられることにすごくワクワクしたものを感じたんだ。ネタバレはしたくないけど、この映画の中で起こる小さなアイデアをとても気に入った。バットマン役にどうして自分が惹きつけられているのかを知ることができたと思う」と喜んだ。
黒のドレスに身を包んだカジェは「スーパーガールを演じることは、かけがえのないものでした。私にとっては彼女がすべて。子どものころの私は、大きすぎるほどの夢を持った子どもでした。そして今、ここにいてもっとも象徴的なアイコニックなヒーローの一人を演じています。彼女のすべてを深く愛していますし、みなさんが彼女に感情移入をしてくれて、そしてそこを見上げると私もそこにいるということを知ってもらえるのがとてもうれしいです」と語った。
「フラッシュは地上最速のスピードがあるうえに利他的で、道徳的なはかりもしっかり持っている。それから犠牲的な精神もある。そういったヒーローとしてのカギとなる資質を彼は余すところなく体現しているから魅力的なんだと思う」とミラーがその魅力を語ったフラッシュの活躍を劇場でたっぷり味わいたい。
文/サードアイ