『クレイヴン・ザ・ハンター』 が2023年秋に公開決定!悪名高きヴィラン、クレイヴン誕生の物語

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『クレイヴン・ザ・ハンター』 が2023年秋に公開決定!悪名高きヴィラン、クレイヴン誕生の物語

現在公開中の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』や、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(22)などの「スパイダーマン」シリーズに、「ヴェノム」シリーズなどで知られるソニー・ピクチャーズが贈る、マーベルスタジオ最新作『KRAVEN THE HUNTER』が、邦題を『クレイヴン・ザ・ハンター』として2023年秋に全国公開されることが決定。このたび予告映像が初解禁された。

原作コミックでスパイダーマンの宿敵として描かれるクレイヴン。素手で猛獣を倒せるほどの身体能力と五感を持つことで最強のハンターとなったクレイヴンは、自分より強い者を認めず、すべての相手を狩り尽くそうとする。その容赦ない狂気は“マーベル史上もっとも悪名高きヴィラン”という声もあるほどだ。

【写真を見る】原作コミックでは宿敵スパイダーマンを“狩る”ことに執念を燃やす最強のハンターであるクレイヴン
【写真を見る】原作コミックでは宿敵スパイダーマンを“狩る”ことに執念を燃やす最強のハンターであるクレイヴンMARVEL and all related character names: [c]& ™ 2023 MARVEL

幼いころに母親を亡くした少年セルゲイは、冷徹な父親から「強き者が生き残る。相手をすべて獲物と思え」という精神を叩きこまれて育つが、その軟弱な性分から父親の期待に応えられずにいた。ある日、父親とともに狩猟に出たセルゲイは、ライオンに襲われ生死をさまよう事態に陥り、死と直面したことで、その“本能”が目覚める。今回初解禁された予告映像には、ライオンから特殊能力を得た、まさにクレイヴン・ザ・ハンターが誕生する瞬間が描かれ、まるで別人に生まれ変わったような強靭な肉体が映し出される。「父親がもたらした悪を始末する」と言いながら、次々と狩りを実行するクレイヴン。その狂気は次第に暴走してゆく!

主演は『ブレット・トレイン』(22)で圧倒的な存在感を見せ、ブラッド・ピットと共に初来日を果たしたクレイヴン役のアーロン・テイラー=ジョンソン。ヒロインのカリプソ役を『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)のアリアナ・デボーズ、クレイヴンの父親をオスカー俳優のラッセル・クロウが演じる。

今年4月にラスベガスで行われたシネマコンで、アーロン・テイラー=ジョンソンが、ソニー・ピクチャーズが贈るマーベル作品で、本作が初めて「R指定」になることを明言したとおり、残虐描写満載の迫力あふれるアクションシーンがこれでもかというくらいに描かれる。また、映像のなかにはクレイヴンが蜘蛛に囲まれるシーンも。これは物語がスパイダーマンにつながることを暗に意味するのか。さらに映像の最後には、『アメイジング・スパイダーマン2』(14)にも登場した、「ライノ」と思われるサイの皮膚に変形した腕の一部が。早くも憶測を呼ぶ予告映像となっている。

クレイヴンはいかにしてその力を得て、いかにして創りだされたのか。この秋、ソニー・ピクチャーズが贈るマーベル映画に誕生する最も強烈なヴィランに乞うご期待!

文/山崎伸子

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