トム・クルーズが手錠をしたままローマの街を爆走!『ミッション:インポッシブル』最新作、カーチェイスの舞台裏に迫る
全世界シリーズ累計興収35億ドルを突破する、トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル(M:I)」シリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が7月21日(金)より公開。このたび本作から、トムがローマの市街地を片手運転で爆走する壮絶カーチェイスシーンの舞台裏を収めた特別映像を先行入手した。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(18)以来5年ぶりのシリーズ最新作には、トムを筆頭にヴィング・レイムスやサイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソンらおなじみのメンバーが集結。さらに前作に登場したホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーに加え、1作目に登場したヘンリー・ツェニーがカムバック。そして新たにヘイリー・アトウェルとポム・クレメンティエフ、イーサイ・モラレスの参戦も。
このたび解禁された特別映像には、トム演じるイーサンとアトウェル演じるグレースが、世界遺産コロッセオをはじめとした歴史的建造物だらけのローマの市街地を手錠で繋がれたまま爆走するカーチェイスシーンの撮影の様子が収められている。「まさに絶叫ものだ。無駄なシーンは一つもない。これもすべて、観客にスリルを届けるためだ」と力を込めながら、本作のアクションシーンへの手応えを語るトム。
伝統的な石畳が街全体に広がっているため運転の難易度が高いことでも知られるローマの街。大量の車とバイクが入り乱れるなか、片手だけで運転しなければならないトムは「ポイントは安全運転さ」と余裕の表情を浮かべ、撮影用に改造された黄色いフィアット500を乗りこなす。プロのスタントマン顔負けのトムの運転テクニックには、クリストファー・マッカリー監督も「これ以上ない難しい撮影だったが、最高の仕上がり。トムじゃなきゃできなかった」と脱帽するほど。
これまで世界一の高さを誇るビルの壁面をよじのぼったり、離陸する軍用機にしがみついたり、高度8000メートルから時速320キロで落下するヘイロージャンプに挑んだりと観客の度肝を抜くアクションが繰り広げられてきた「M:I」シリーズ。トムがまたしても命懸けで挑んだ超危険なミッションの数々は、是非とも映画館の大スクリーンで目撃してほしい!
文/久保田 和馬