田中真弓、実写版「ONE PIECE」を「良い仕上がり」と絶賛!“麦わらの一味”声優陣がステージに集結
全世界累計発行部数5億部を突破した尾田栄一郎の世界的コミックスをNetflixが実写化したドラマシリーズ「ONE PIECE」(8月31日より世界独占配信)。その最新予告映像と場面写真が一挙に解禁された「ONE PIECE DAY'23」DAY2のオープニングステージに、田中真弓ら「ONE PIECE」を象徴する“レジェンド”声優たち5名が登場。会場を大いに沸かせた。
ステージに登壇したのは、1999年に放送がスタートしたアニメ「ONE PIECE」でテレビシリーズと劇場版を含めて現在まで20年以上にわたって声優を務めてきたルフィ役の田中真弓とゾロ役の中井和哉、ナミ役の岡村明美、ウソップ役の山口勝平、サンジ役の平田広明。5名はアニメ版に引き続き、本作でも日本語吹替え版の声優を務める。
会場で最新予告映像がサプライズ解禁されると、田中は「本っ当におもしろいです!すっごくおもしろい!びっくりすると思う!」と大興奮。中井も「良いシーンがたくさんありましたね!ルフィがナミに帽子を被せるシーンを見ると自動的に泣いちゃうんですけど、そのシーンもありましたね。本当に凄いことになってますよみなさん!」と熱っぽく語る。
さらに岡村も「原作ではゴーイング・メリー号を見送ったという過去があったので、メリーが元気にいる!笑っていて幸せそう!とうれしくなりました」と感慨深い様子で語り、山口は「吹替えの収録をした時にも夢中になって見たんです。今回の予告を見て、改めてすごい仕上がりだなと思いました」。平田は「アニメのサンジのニュアンスを壊さないまま実写の吹替えをするのに苦労しました」と、それぞれ実写版への思いを述べた。
予告映像や場面写真と共に、本作のエグゼクティブ・プロデューサーも務める原作者の尾田からのレターも公開され、それを受けて田中は「仕上がりは尾田先生がおっしゃっている通り、良い仕上がりです!」と断言。そして「20数年もルフィ役をやってきましたが、吹替えをするうえではどうしよう…と思いました。とても苦労しました」と収録を振り返る。
続けて中井も「真剣佑さんの芝居に寄り添う芝居を心がけました。アニメと同じシーンでも、新鮮な気持ちで見ていただけると思います」と自信をのぞかせ、岡村は「20数年前にアニメの声優を務めることができた感動と、また実写を一からやらせていただける感動。あの時はこんなことになるとは思いもよらなかったので、感無量です」と喜びを爆発。それには山口も「始まるの海からまた冒険を始められるのが感無量です!」と声を揃えた。
文/久保田 和馬