岸優太、「俺だけ好感度爆上がり」と笑顔!『Gメン』の和気あいあい舞台挨拶が開催|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
岸優太、「俺だけ好感度爆上がり」と笑顔!『Gメン』の和気あいあい舞台挨拶が開催

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岸優太、「俺だけ好感度爆上がり」と笑顔!『Gメン』の和気あいあい舞台挨拶が開催

問題児ばかりが集う武華男子高校1年G組に転入してきた主人公、門松勝太とその仲間たちが全力で生きる姿を描く青春エンタテインメント映画『Gメン』(8月25日公開)。7月25日には豊洲PITにて完成披露舞台挨拶が開催され、本作が映画初主演となる岸優太をはじめ、共演者の竜星涼、恒松祐里、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中圭、そして瑠東東一郎監督が登壇した。

主演の岸優太はギャグの無茶ぶりにも笑顔で対応!
主演の岸優太はギャグの無茶ぶりにも笑顔で対応!

原作は、学園をモチーフにした青春作品を数多く手掛ける小沢としおの同名人気コミック。「おっさんずラブ」、「極主夫道」シリーズやドラマ「unknown」などの瑠東監督が、G組メンバーや上級生といった仲間たちと全力で生きる勝太の姿を、大興奮のアクションとアツい友情で描く。

600人の観客が集まったこの日の舞台挨拶。本編の予告映像の後、岸らキャストがステージに並ぶと会場には割れんばかりの拍手が巻き起こった。

現場の印象を聞かれた吉岡が「誰が一番おもしろいことを言えるか、競っているイメージがある」と語ると、森本が「撮影の合間とかに俺がその場で考えた一発ギャグをやる、というのはめちゃめちゃやっていました。あんまりうけなかったんですけどね」と告白。

撮影現場の様子を語る吉岡里帆
撮影現場の様子を語る吉岡里帆

岸は「僕も混ざって、ギャグのぶつけ合いで」と続いたが、矢本に「岸、めっちゃおもしろいやつあったよね」と無茶ぶりされてしまう。岸が「最悪な流れですよ!」と回避しようとするも、観客から拍手が送られ、りんたろー。も「Gメンギャグあったよね」と逃さない。

岸は「じゃあサクッとやった方がいいですよね」と観念し、「なんですかGメンギャグって」と悩みながらも「かーめーはーめー背水の陣!」と自ら考案したというギャグを披露。その後、「いいですよ。俺だけ好感度爆上がりですよ」と余裕を見せていた。

また田中は「岸くんがいじられるのはわかるんだけど、アクションシーンの時に、慎太郎くんも意外といじられキャラなんだなと。慎太郎くんも岸と一緒で会話が成立しないところがあるんだよね」と森本についてコメント。

りんたろー。が「みんながおすすめの料理屋さんを紹介しあっていたんです。『ここのイタリアンが美味しいよね』とかっていうのなんですけど、慎ちゃんだけずっとチェーン店紹介してたよね」と現場でのやりとりを明かすと、森本は「チェーン店、超うまいんで」と応じていた。

共演者におすすめのチェーン店を紹介していた森本慎太郎
共演者におすすめのチェーン店を紹介していた森本慎太郎

ほかのキャストと比べて、現場に入ったタイミングが遅かったという尾上は「そのなかでも、仲の良さは僕にも伝わっていました。だけど僕はめちゃくちゃ人見知りなものですから、ギャグとか騒いでいるのを、心のなかでは『馬鹿なことやってるなー(笑)』と思いながら、ものすごい無表情で我慢していました」と吐露。森本が「僕、めっちゃチラチラ見てたんですよ、松也さんのこと。たまに眉毛がピクッと動いていた」と明かすと、尾上は「バレてました」と笑っていた。

さらに美人教師の雨宮を演じた吉岡は「今日も岸くんのファンが大勢来てくださっているじゃないですか。皆さんに本当に嫌われないかなって戦々恐々としているんです」とし、「とんでもない暴言を彼に吐いています、私」と劇中の様子をぶっちゃけ。続けて「『この暴言って大丈夫なのかな』って、一旦、脳がギュルギュルしました。でもおもしろかったらいいかなと思ったので、振り切って、全員にとんでもない暴言を吐いています」と打ち明けた。

作品に込めた思いを聞かれた瑠東監督は、和気あいあいとしたキャスト陣を眺め「(カメラが)回っていない時とかでもずっとこのテンションを保ち続けてくれていた」と回顧。そのうえで、「この作品の肝は熱量だったので、それだけはすごく込めたつもりです」と伝えた。

作品に絡め、自身の青春を一言で表すコーナーでは「メントス」と書いたフリップを掲げた竜星が、高校生時代の誕生日の思い出を披露。友人が用意した菓子類に「友達っていいな、青春だなと思っていたら、炭酸飲料にメントスが仕掛けられていて、ぶわーって全部噴射して。僕のなかでは学園はメントスの味」と懐かしんだ。

竜星涼は学生時代の青春を語る
竜星涼は学生時代の青春を語る


「河川敷」と書いた高良は「住んでいた家の前が河川敷で、その周りに友達も多かった。河川敷が溜まり場だったので、そこで花火をしたり、色々遊んでいた」と回答。恒松は「撮影」と答え、「高校とか中学校でもこの仕事をしていたので、本当のリアルよりも、こういう撮影の方が青春を味わえる機会が多くて、今回の作品も青春を味わえた」と笑顔を見せていた。

取材・文/山田健史

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