ポアロの後ろに怪しく佇む降霊会参加者たち…『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』最新ポスタービジュアル
“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの人気シリーズを映画化する“名探偵ポアロ“シリーズ第3弾『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』(9月15日公開)。このたび、本作の最新ポスタービジュアルが解禁となった。
世代を超えて愛されるクリスティによる“名探偵ポアロ”シリーズのなかでも、名作とされる「ハロウィーン・パーティ」を原作とする本作。アカデミー賞脚本賞受賞歴を誇るケネス・ブラナーが監督、製作、主演を務め、亡霊の仕業としか説明のできない“人間には不可能”な殺人事件を映画化した。ミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチアを舞台に、流浪の日々を送る世界一の名探偵ポアロ(ブラナー)は、謎めいた霊能者のトリックを見破るため、子どもの亡霊が出現するという降霊会に参加。「亡霊も悪魔も存在しない」と断言するポアロに立ちはだかるのは霊能者レイノルズ夫人(ミシェル・ヨー)。「私は死者の声を話せます」と話す彼女の降霊会で様々な超常現象が発生し、招待客は人間には不可能と思われる方法で命を奪われていく。
今回解禁されたビジュアルに切り取られているのは不気味なベネチアの景色のなか、ゴンドラに乗ったポアロ。その背後には、レイノルズ夫人、本の執筆のために謎を追求するポアロの知人のオリヴァ(ティナ・フェイ)、死んだ娘の声を聞くため降霊会の開催を依頼するロウィーナ(ケリー・ライリー)、謎に包まれた怪しい男(ジェイミー・ドーナン)ら、なんらかの“思惑”を抱き、怪しい表情を浮かべた降霊会の参加者たちが立ち並んでいる。
常識を超越した事件の先にはどのような真実が待ち受けているのだろうか?ブラナーが「ベネチアという美しい謎の中にポアロを閉じ込めることで、彼を常識が通用しない超常現象ミステリーの世界に突入させる物語にすることができた」と自信を語る極上の一品をぜひ劇場で体感してほしい。
文/鈴木レイヤ