製作50周年の『エクソシスト』が初4KUHD化!高画質と豪華特典で恐怖を堪能
50年前に世界中で一大オカルトブームを巻き起こし、第46回アカデミー賞ではホラー映画としては異例の作品賞を含む10部門にノミネート。いまなお“映画史上もっとも怖い映画”と称される『エクソシスト』(73)が、ワーナー・ブラザース創立100周年と製作50周年を記念し、初の4KUHD化が決定した。
2023年8月7日に87歳でこの世を去ったウィリアム・フリードキン監督が手掛けた本作は、悪魔に取り憑かれた12歳の少女リーガン(リンダ・ブレア)を救うため、カラス神父(ジェイソン・ミラー)とメリン神父(マックス・フォン・シドー)の2人が命を賭した戦いに挑む姿を描く物語。2000年には1973年の公開時にカットされた10分以上の未公開映像などを加えた「ディレクターズ・カット版」が公開された。
今回発売される4KUHDは、オリジナル劇場公開版とディレクターズ・カット版それぞれの本編Blu-ray&4K ULTRA HDが収められた豪華4枚組仕様。Blu-rayにはインタビューやドキュメンタリーなど、あわせて164分にものぼる映像特典が収録、さらに、すべてのディスクにフリードキン監督の音声解説、オリジナル劇場版のディスクには原作・製作のウィリアム・ピーター・ブラッティの音声解説も収録される。
また初回限定生産の特典として、悪魔に取り憑かれたリーガンの邪悪な表情が描かれた三方背アウターケースや、撮影現場を写したアートカード(3枚組/両面仕様)、劇中の名シーンのカットを収めたアートカード(3枚組/両面仕様)、A3ポスター(1枚/両面仕様)にブックマーク(1枚/両面仕様)、ペーパー・プレミアムケース、そして44ページのブックレットが同梱される。
オリジナルキャストであるエレン・バースティンがクリス・マクニール役として50年ぶりにシリーズにカムバックを果たす新章『エクソシスト 信じる者』(12月1日公開)の公開も決定するなど、いま再び注目を集めようとしている最恐ホラーを、この機会に究極のクオリティで隅々まで堪能してみてはいかがだろうか。
【初回限定生産】『エクソシスト ディレクターズカット版 & オリジナル劇場版』<4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(4枚組/ペーパープレミアム付)は、11月22日(水)に発売。
文/久保田 和馬