ディズニー100周年記念作『ウィッシュ』子ヤギのバレンティノ役日本版声優に山寺宏一が決定!
2023年に創立100周年を迎えたウォルト・ディズニー・カンパニーが、その記念作として贈るアニメーション最新作『ウィッシュ』(12月15日公開)。今回、本作のヒロインであるアーシャの相棒、子ヤギのバレンティノの日本版声優に山寺宏一が決定。あわせて、山寺をフィーチャーした特別映像も到着した。
本作は『アナと雪の女王』(14)のスタッフが集結し、ディズニー100年の歴史の集大成として製作した新たなドラマティックミュージカル。どんな願いも叶う魔法の王国で、王国の驚くべき真実をたった1人知ってしまったヒロイン“アーシャ”(声:生田絵梨花)が巻き起こす奇跡を描いていく。
これまでも、ディズニーアニメーション作品を声で支えてきた山寺が演じるのは、アーシャの頼りになる相棒、子ヤギのバレンティノ。山寺といえば、ドナルドダックや『美女と野獣』(92)の野獣、『アラジン』(93)のジーニー、『リロ&スティッチ』(03)のスティッチなど、多くの人気キャラクターを演じ、ディズニー作品に欠かせない“レジェンド”的な存在となっている。いつでもアーシャの味方で頼りになる相棒のバレンティノは、空から舞い降りた願い星“スター“の魔法で人間の言葉を話せるようになる。その声は可愛い見た目からは想像できない低音ボイスというギャップが魅力的なキャラクター。どんな願いも叶う魔法のロサス王国で、みんなの願いを取り戻すために立ち上がるアーシャの相棒のバレンティノの活躍にも注目だ。
今回の声優決定について山寺は、「まず、参加することができて非常に嬉しく、光栄に感じています!100周年記念の作品が作られると聞いてから、なんとかして参加したいと思っていたんですが、これまであまりにたくさんの作品に参加させていただいているので、もうないかなぁと思っていたんです。ですが、非常に重要な役をいただきまして、本当にそういう意味では“願い”が叶ったという感じでございます!」と、100周年記念作品に参加が出来たことへの強い喜びをあらわに。また、バレンティノの魅力として「まさに見た目の可愛さと声のギャップですね。生まれてそんなに経っていない子ヤギなので、見た目は本当に可愛いんですが、スターの魔法によって渋い声になっていて、声質だけじゃなくて喋り方も、なにかいろいろなことを心得たベテランというか、大御所の風格があるんです。ギャップがとても魅力的だなと思います」と、見た目と声のアンバランスさが魅力と語った。
さらに、山寺とディズニーアニメーションの特別映像もあわせて解禁となった。『シンデレラ』(52)のジャック、『美女と野獣』の野獣(王子)、『アラジン』のジーニー、『ムーラン』(98)のムーシュー、『リロ&スティッチ』のスティッチ、『トレジャー・プラネット』(03)のB.E.N(ベン)、「シュガー・ラッシュ」シリーズのラルフ、そしてドナルドダックと、山寺がディズニーアニメーションで演じてきたキャラクターの歴史が映像では振り返られている。
そんなディズニー作品に欠かせない“レジェンド”の山寺は、バレンティノとしてどのように新ヒロインのアーシャをサポートしていくのだろうか?本作の公開に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ