“Z世代の歌姫“オリヴィア・ロドリゴが書き下ろし!『ハンガー・ゲーム0』楽曲に合わせた新予告

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“Z世代の歌姫“オリヴィア・ロドリゴが書き下ろし!『ハンガー・ゲーム0』楽曲に合わせた新予告

世界で人気を博した「ハンガー・ゲーム」シリーズの最新作にして、シリーズの前日譚を描く『ハンガー・ゲーム0』(12月22日公開)。このたび、シンガー・ソングライターのオリヴィア・ロドリゴが本作のために楽曲提供したことが明らかに。さらに新楽曲が流れる新予告も解禁となった。

【写真を見る】12地区の贄として選ばれたルーシーと、教育係のスノー
【写真を見る】12地区の贄として選ばれたルーシーと、教育係のスノー[c] 2023 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.

首都への反乱を起こした12の地区を戒めるため、毎年各地区から1名ずつ選出された少年少女が、最後の1人になるまで殺し合いを行なう究極のサバイバル“ハンガー・ゲーム”。本作は、『ハンガー・ゲーム』(12)でジェニファー・ローレンス演じるカットニス・エバディーンが第12地区のプレイヤーとして志願する64年前にして、ドナルド・サザーランドが演じたコリオレーナス・スノーが国家パネムの独裁者として君臨する数十年前を描く。若き日のスノーを『ロビン・フッド』(10)のトム・ブライス、ヒロインとなるルーシー・グレイ・ベアードを『ウエスト・サイド・ストーリー』(20)のレイチェル・ゼグラーが演じるほか、ヴィオラ・デイヴィス、ピーター・ディンクレイジ、ジェイソン・シュワルツマン、ハンター・シェイファー、ジョシュ・アンドレス・リベラといった名声を誇るベテランといまを時めくアップカミングの俳優たちが脇を固めている。

今回、3度のグラミー賞受賞経験を持つシンガー・ソングライター、オリヴィア・ロドリゴが本作のために新曲「Can’t Catch Me Now」を提供したことが明らかになり、また本楽曲を使用した新予告も解禁となった。映像では、第12地区のプレイヤーとして戦いに臨むルーシー・グレイと彼女の教育係に任命されたスノーが次第に惹かれ合う姿が描かれる。ゲームが過酷を極めるなか、2人は信頼で結ばれていくが、「あなたは私を捕まえられない」という歌詞が彼らを待ち受ける未来を予感させる仕上がりになっている。オリヴィアはSNSで「『ハンガー・ゲーム0』の曲を書く機会を貰えた事にとても興奮しています!」と喜びを綴った。これまでの「ハンガー・ゲーム」シリーズでは、テイラー・スウィフト、コールドプレイ、ロードら豪華アーティストたちが楽曲を提供したことでも話題となったが、世界中のティーンから絶大な支持を得る、“いま最も旬なアーティスト“オリヴィアの参戦により、本作もより一層多くの関心を集めている。

また、新曲を収録したオリジナルサウンドトラックと音楽のジェームズ・ニュートン・ハワードによる劇伴を収めたオリジナルスコアの同時配信が決定。オリジナルサウンドトラックには、『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』(15)でジェニファー・ローレンスが歌った劇中歌「The Hanging Tree」を、『ウエスト・サイド・ストーリー』で“奇跡の歌声“を披露したレイチェル・ゼグラーが歌い上げた曲を収録。さらに、オリジナルスコアでは、世界的なピアニストのユジャ・ワンによるエレガントかつ繊細で、エモーショナルなピアノソロを収録している。


少女を守ろうともがく青年はいかにして、首都に君臨する独裁者になったのだろうか?その謎が明かされる本作の公開を楽しみに待ちたい!

文/サンクレイオ翼

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