『怪物の木こり』SPECIAL WEEK第3弾!キャスト陣勢ぞろいの東京国際映画祭の模様を公開!
第17回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作を亀梨和也主演で映画化する『怪物の木こり』(12月1日公開)。このたび、第36回東京国際映画祭でのプレミアイベントの模様を映した特別映像が到着した。
亀梨が目的のためならば手段を選ばないサイコパスな弁護士、二宮彰に扮した本作。二宮は、凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人犯に次のターゲットに選ばれてしまう。犯人への返り討ちを狙う二宮、事件を追う警察と追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なストーリーが展開する。共演者には菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童、渋川清彦ら豪華キャスト陣が集結した。また、本作はスペイン・シッチェスで開催された「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」のORBITA部門、アジアの新作のショーケースであるFocus Asia部門の2部門に出品され、現地時間の10月13日には、ORBITA部門クロージングイベントで開催されたワールドプレミアに主演の亀梨と三池崇史監督が登場した。
3週連続SPECIAL WEEK企画のラストを締めくくる第3弾として、今回「プレミアイベント編」が解禁となった。先日、10月23日から11月1日の期間で開催された第36回東京国際映画祭の特別招待上映(ガラ・セレクション部門)にて、日本初お披露目をはたした本作。今回解禁された特別映像では、豪華キャストが集結したレッドカーペットと完成報告会、ジャパンプレミアの裏側が映しだされている。10月23日、東京国際映画祭の開幕式となるこの日に、華やかな装いでレッドカーペットに参加した亀梨、菜々緒、三池監督、そして“怪物の木こり”。亀梨は「このような場に参加させていただけることを光栄に思っています。この期間、映画を通じてみなさんにとって素敵な時間が流れることを祈っております」と挨拶し、映画祭のスタートを切った。レッドカーペットでは、ファンの鳴りやまない歓声に手を振り応えながら「華やかな時間を過ごして非常に楽しませてもらっています」と感想を語った。また、東京国際映画祭へ初参加となった菜々緒も「皆さん盛り上がっていて、街の活気も戻っているようですごく嬉しかったです」とそれぞれ映画祭の雰囲気を大満喫している様子を見せた。
続いて亀梨、菜々緒、吉岡、染谷、三池監督らが登壇した10月31日の完成報告会見の様子が映しだされる。三池監督に「誰がどう見てもサイコパスっぽい(笑)」と二面性を明かされた亀梨は、「この仕事を始めて今年で25年。普段の自分とどちらが本当の自分なのかなって。でもこのプロモーション期間を経て、俺はそういう人間なんだなって思いました(笑)だからあんなに自然体で現場に立っていられたんだと腑に落ちました」と笑顔で振り返る。さらに、それぞれの登壇者が裏切りの連続の末に訪れる衝撃のラストに期待を煽った。また、同日の夜に行われたジャパンプレミアの舞台挨拶には、完成報告会のキャストに加えて中村獅童も参加。ついに迎える日本初上映を前に豪華キャストが勢揃いとなった。亀梨とプライベートでも親交がある中村は、クランクアップの際のとあるエピソードを披露し一同から爆笑を誘った。最後に亀梨は本作について「表面の奥にあるメッセージを感じ取って、まずは皆さんのピュアな感覚を大切に、なにも考えずに観ていただきたいと思います」とコメントした。
終始「怪物の木こり」チームの仲の良さが伺える映像に仕上がっているが、劇中で彼らはどのようなサスペンスを繰り広げているのだろうか?公開まで1ヵ月を切った本作に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ
※ORBITA部門の「O」はグレイヴ・アクセント付きが正式表記