東映、東京撮影所のバーチャルプロダクション部がLEDウォールを使った最新映像を公開

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東映、東京撮影所のバーチャルプロダクション部がLEDウォールを使った最新映像を公開

2022年10月1日に東映株式会社が、東京撮影所に設立したバーチャルプロダクション部。今回、そのバーチャルプロダクションの技術を使用した最新映像が解禁となった。

【写真を見る】LEDスタジオの映像制作技術を十分に映し出した東京撮影所のバーチャルプロダクション部最新映像が到着
【写真を見る】LEDスタジオの映像制作技術を十分に映し出した東京撮影所のバーチャルプロダクション部最新映像が到着

先端技術による新しい映像制作技術の研究に取り組むバーチャルプロダクション部。国内最大級のLEDスタジオが本格的に始動する2024年に向け、様々な実証実験が進められている。部内に日本映画業界で唯一のLEDスタジオとその専門チームを設置。今回解禁された映像には、その東京撮影所内に設置されている国内最大級のLEDウォールが使用されている。

今回到着したのは、同社の代表取締役社長吉村文雄が出演する約1分の映像。映像は仮面ライダー1号の愛車サイクロン号に、ヘルメットを被ったスーツ姿の人影が跨るシーンから始まる。その後、バイクに乗り高速道路を滑走している最中、突然バイクから降りるとそこは室内のスタジオだったという種明かしになっている。さらにバイクに乗り込んだ人影が、実は吉村社長であったことが明らかに。

映像に対して吉村社長は「完成映像を見て、LEDウォールの背景とのなじみも素晴らしく、改めて当社のバーチャルプロダクションの映像制作技術に自信を持ちました」とコメント。同社の技術開発と先端技術に今後もぜひ注目したい。

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