『あの花』『ここさけ』『空青』タッグの最新オリジナル長編アニメーション『ふれる。』2024年秋公開!
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(13)、『心が叫びたがってるんだ。(2015)』(15)、『空の青さを知る人よ』(19)の青春三部作を手がけた長井龍雪、岡田麿里、田中将賀が贈る『ふれる。』が2024年秋公開されることが決定。あわせて、本作のティザービジュアル、特報映像が解禁となった。
長井がメガホンをとり、脚本を『さよならの朝に約束の花をかざろう』(18)を手がけ、今年『アリスとテレスのまぼろし工場』(23)で脚本、監督も務めた岡田、『すずめの戸締まり』(22)のキャラクターデザインや、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(21)の作画監督を務めた田中がキャラクターデザインを務める本作。不思議な生き物の力で、気持ちを口にしなくても心がつながっていた幼馴染の青年3人組。そんな彼らと1匹の物語が描かれる。
今回解禁となったティザービジュアルには3人の青年がバケツを運んでいる後ろ姿が。そのバケツのなかには、一見ハリネズミのような不思議な生き物の姿が写されている。
また、特報映像には人物たちそれぞれの手のカットが重なり人と人とのつながりが描かれている。彼らがやがて知ることになる「世界の秘密」、そして「痛み」という言葉が一体どんな“謎”を秘めているのか、さまざまな想像を掻き立てられるものになった。
本作に対して、長井監督は「『あの花』、『ここさけ』、『空青』秩父を舞台にした三部作が完結し、4年の月日が経ちました。脚本の岡田さん、キャラクターデザインの田中さんとともにまた新たに物語を作りたいという思いが叶い、今日に至ります」と製作の経緯をコメント。また、「今回の舞台は東京。言葉で上手くコミュニケーションできない少年が不思議な力を持つ生き物と出会い、それによりつながった3人のお話です。アニメーションで不思議な出来事が起こるのは幼少期や少年期が多いように思いますが、本作は不思議な生き物と共存し、そのまま大人になった青年たちの物語。通常だったら主人公になりえない人物にフォーカスしています」と作品の内容について語っている。
最高のアニメクリエイターが集結し作り上げる本作はどのようなものなのだろうか?今後の続報を楽しみに待ちたい。