SixTONES松村北斗&上白石萌音が新年のご挨拶!『夜明けのすべて』からメッセージ&キャラ動画到着

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SixTONES松村北斗&上白石萌音が新年のご挨拶!『夜明けのすべて』からメッセージ&キャラ動画到着

SixTONESの松村北斗と上白石萌音がダブル主演を務める2月9日(金)公開の映画『夜明けのすべて』から、主演の2人が新年の挨拶をするスペシャルメッセージ動画と、松村と上白石が演じるキャラクターを紹介する動画が解禁された。

本作は「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名小説を『ケイコ 目を澄ませて』(22)を手掛けた三宅唱が監督として実写化。瀬尾自身のパニック障害の経験をモチーフに、人にはその悩みを理解されにくい症状を抱え、生きづらさを感じながら社会生活を送る“藤沢さん”こと藤沢美紗(上白石)と“山添くん”こと山添孝俊(松村)の物語を描いていく。主演を務める松村と上白石は、2021年に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じていたが、映画では初共演。今回は同僚役で、最高の理解者となる特別な関係性を紡いでいく。

元旦に公開されたのは、主演の2人が新年の挨拶をするスペシャルメッセージ動画。いよいよ2月に公開が迫った本作の公開をあたたかく盛り上げる松村と上白石の姿が収められている。

あわせて解禁されたのは、松村と上白石による新規収録のナレーションで彩る2種類のキャラクター動画。藤沢さん視点で描かれる「山添くんバージョン」は、職場での山添くんの様子が藤沢さん視点で切り取られ、無表情で差し入れを断ったり、いつも炭酸水を飲みながら黙々と業務に向かう姿から始まる。そんな山添くんを藤沢さんは“いつも無気力で他人に興味のない人”と思っていた。しかし「なぜそう思い込んでいたんだろう」という問いかけをきっかけに、これまで見えなかった山添くんの優しさが見えてくる。PMS(月経前症候群)に苦しむ藤沢さんの症状を和らげるために外に連れだしたり、飲み物を差し入れるなど、自ら藤沢さんに歩み寄っていくうちに、しだいに山添くん自身の表情も明るくなっていく。「自分の発作はどうにもならないんですけど、3回に1回くらいだったら藤沢さんのこと助けられると思うんですよ」という山添くんの台詞からは、パニック障害による生きづらさを抱えながらも藤沢さんを救いたいという、気持ちの芽生えが見て取れる。

一方、山添くん視点で描かれる「藤沢さんバージョン」では、世話好きでおおらかな性格だが、月に一度のPMSでイライラが抑えられなくなり、職場で声を荒げてしまう藤沢さんの2つの顔が映しだされる。山添くんは藤沢さんについて”おせっかいでたまに感情が爆発する苦手な人”と思っていたが「本当にそうだろうか」という問いをきっかけに、藤沢さんの真意を理解していく。藤沢さんの抱える生きづらさを知った山添くん。洗車や深呼吸を提案して職場での病状を和らげようとしてくれることで、藤沢さんは周囲に気配りができる姿勢や持ち前の明るさを取り戻していく。美容院に行けない山添くんの髪を藤沢さんが散髪するシーンでは、失敗して思わず笑い転げる和やかな2人の姿も収められている。

第一印象で相手のことを決めつけずに「本当にそうだろうか?」と考え、もう一度問い直していく2人。本作を手掛けた監督の三宅は「問い直すことは正直大変で面倒くさいことですが、それでも考え続けようと相手に接する2人になにか大切なものを感じました」と原作を通して2人のキャラクターに惹かれたポイントを語る。第一印象はマイナスからのスタートだったが、日々の交流を通して“できることは少なくても、私たちは救い合えるかもしれない”と相手を思いやる2人の姿からは、ほかに代わるもののない“かけがえのないつながり”が感じられる。そうして相手と向き合った“山添くんだからこそわかる藤沢さん”、“藤沢さんだからこそわかる山添くん”、それぞれの人間らしさが愛おしく浮かび上がるキャラクター動画に仕上がっている。


演技に定評のある松村と上白石の新たな一面を見ることができる本作。劇場公開に備えてメッセージ動画やキャラクター動画もチェックしよう!

文/スズキヒロシ

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