高山一実原作『トラペジウム』“南の星”華鳥蘭子は上田麗奈に決定「凄く強烈な個性を持つキャラクターです」
自分の力で仲間を集め、アイドルを目指す高校生、東ゆうの物語を綴った、高山一実による小説をアニメ映画化する『トラペジウム』(5月10日公開)。このたび、“南の星”、華鳥蘭子役として上田麗奈の出演が決定した。
2016年から雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載を開始し、2018年には単行本化された高山一実による青春小説「トラペジウム」。現役トップアイドルが描くリアルな描写、そして共感度の高い内容で累計30万部を売り上げている。原作者である高山一実がシナリオ制作など映画制作に深く関わり、彼女でなければ描けないテーマ「アイドルが放つ輝き」とはなんなのか?「アイドル」とはなんなのか?という“想い”をさらに追い求めた一作となっている。
これまで、主人公のゆう役に、新人ながら「逃げ上手の若君」の主人公、北条時行役に抜擢された結川あさき、大河くるみ役に羊宮妃那が発表されていた。今回出演が決定した上田は、2012年に「イナズマイレブンGO クロノ・ストーン」でデビュー。テレビアニメ「てさぐれ!部活もの」では18姉妹を演じた。2014年に「ハナヤマタ」の関谷なる役で初主演をはたし、翌2015年には第9回声優アワード新人女優賞を受賞している。上田が演じる蘭子は、聖南テネリタス女学院2年生。蘭子は、お蝶夫人に憧れてテニス部で活動するが、選手としては残念ながら戦力外。裕福な家庭で育ったお嬢様で天真爛漫な性格の持ち主。おおらかでピュアな心を持っていて、グループの中でもお姉さま的立ち位置になっていく。今回蘭子役に抜擢された上田は、「(蘭子は)物語の中でも良いスパイスになったり、潤滑油になったり、色んなシーンに彼女の魅力が散りばめられている」とコメントを寄せている。
アイドルになるためにゆうが出会う、東西南北の別々の高校に通う“輝く星たち”。残る“北の星”は誰が演じることになるのだろうか?今後の続報にも注目だ!