ブルース・スプリングスティーンの伝記映画が製作へ!ジェレミー・アレン・ホワイトが主演の最有力候補に
Netflixの映画部門の統括責任者を今年3月で退任し、自ら新会社を設立することが報じられているプロデューサーのスコット・ステューバーが、独立後初の大型プロジェクトとしてミュージシャンのブルース・スプリングスティーンの伝記映画に着手することがわかった。「Deadline」が報じている。
『Deliver Me From Nowhere』と題された本プロジェクトは、ウォーレン・ゼインズの同名著書を原作に、“ザ・ボス”ことスプリングスティーンが1982年に発表したアルバム「ネブラスカ」の制作にまつわるストーリーが展開。『クレイジー・ハート』(09)や『ブラック・スキャンダル』(15)、『ほの蒼き瞳』(22)を手掛けたスコット・クーパー監督がメガホンをとるとのこと。
ステューバーはゴッサム・グループのエレン・ゴールドスミス=ヴェイン&エリック・ロビンソンとタッグを組んで製作を務め、現在気鋭スタジオA24と交渉が進められている。また、主人公のスプリングスティーン役には『アイアンクロー』(4月5日公開)や「一流シェフのファミリーレストラン」(ディズニープラスにて配信中)のジェレミー・アレン・ホワイトが最有力候補として挙がっているようだ。
報道によれば、ホワイトとの契約が成立すれば「一流シェフのファミリーレストラン」の新シーズンの撮影が今年6月に終わったあと、秋にでも本格的に制作がスタートとなる見込み。近年ミュージシャンの伝記映画が相次いで成功を収めているなか、Netflixを急成長に導いた立役者であるステューバーを筆頭にした豪華布陣がどんな作品をつくりあげるのか。続報に乞うご期待!
文/久保田 和馬
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