大ヒットのカギは20年失わなかった情熱!『ワンダーウーマン』監督と主演ガルが本作を語るメイキング映像公開
いよいよ公開となった話題作『ワンダーウーマン』。本作は、女性だけの島で育った好奇心豊かなワンダーウーマンが、外の世界を知り、人々の争いを止めるため立ち上がる姿を描いたアクション・エンタテインメントだ。
世界興行収入8億ドルを超え、女性が監督した作品の歴代興行収入No.1の記録を達成。全米では『アナと雪の女王』や「スパイダーマン」全シリーズを超える興行収入を叩き出している。
そんな本作を監督したパティ・ジェンキンスは、長年ワンダーウーマンのファンだったといい「私が子供だった頃、ワンダーウーマンはみんなの憧れの存在だったわ。彼女のように美しく、強く、刺激的で、スタイリッシュな存在でありたかったの」と熱っぽく思いを語る。ワンダーウーマンへの情熱を幼い頃から持ち続けていたようだ。
しかし、本作が実現するまでの道のりはとても険しいものだったという。初めて『ワンダーウーマン』の長編映画化の話が持ち上がったのは、20年以上前の1996年で、その後何人もの監督の監督が起用されるも、上手くいかなかったという。
実は、パティ監督は10年前にも映画化したいと自ら売り込んだが、その当時は断られていたそう。しかし、その後もワンダーウーマンへの情熱を持ち続けていた彼女は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のザック・スナイダー監督らと長年話し合いを続け他結果、その情熱が認められて遂に本作が完成したのだ。
そんな監督の小さい頃からのワンダーウーマンに対する情熱は、監督への起用に影響したばかりか、他のキャストやスタッフにも伝わっていたようだ。中でも主演のガル・ギャドットは監督が作品に対する確固たるビジョンを持っていたと語る。
「この映画の監督がパティで本当に幸運だったわ。キャラクターに関するビジョンも一致したの。パティは才能あふれるすばらしい人よ。一緒に仕事をする相手があんなに楽しくて心の温かい人だなんて!」と語り、パティ監督とガルは同じ目標に向かって、映画づくりを進めることが出来たようだ。
公開されたメイキング映像の中では、パティ監督とガルのオフショットなども収められ、とても良い雰囲気の中で撮影が進められたことが伺える。
ガルは「お互いに考えを膨らませて発展させることのできる環境だったの。だから最高のものが作れたわ!」と監督とのコラボレーションがとても上手くいったことも明かしている。
幼い頃からファンだった作品への思いを持ち続け、その情熱と人間性でキャストたちも引っ張るパティ監督だからこそ実現した『ワンダーウーマン』がどんな作品になっているか、是非劇場で確認してみてほしい!【Movie Walker】