『マッドマックス:フュリオサ』宣伝部隊長Matt、長谷川雅紀、小峠英二がウォーボーイズ役で参戦
世界中を席巻した圧巻のノンストップカーアクション『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)のシリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』が5月31日(金)に公開となる。このたび、Matt、錦鯉の長谷川雅紀、バイきんぐの小峠英二がウォーボーイズ役で“たった一言声優”に初挑戦することが決定した。
シリーズ生みの親、ジョージ・ミラー監督のもと第88回アカデミー賞最多6部門を受賞し、映画史に輝く伝説になった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。同作でシャーリーズ・セロンが演じた最強の戦士フュリオサの“原点”が描かれる。アニャ・テイラー=ジョイがフュリオサを演じ、「マイティ・ソー」シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワースが宿敵ディメンタス将軍を演じる。
このたび、本作に登場する、白塗りの武装集団ウォーボーイズの声優を、タレントのMatt、スキンヘッド芸人としてもお馴染みの錦鯉の長谷川、バイきんぐの小峠の3人がそれぞれ務めることが明らかに。映画公開プロモーションにあたり、なんとMattは自身の芸名を“Matt Max(マットマックス)”に改名し、宣伝部隊長として同じく”たった一言声優”を務めるスキンヘッド芸人2人をプロデュースすることも発表された。白塗りスキンヘッド姿のウォーボーイズといえば「マッドマックス」シリーズに登場し、鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーを崇拝、両腕を高く掲げながら指を交差させる“V8ポーズ”で世界中の映画ファンの心を鷲掴みにしたキャラクターたちだ。
今回のたった一言声優への挑戦についてMattは、「僕の名前で仕事が来たなって思いました!マッドですね!絶対僕だろうなって」と嬉しそうに語る。「アフレコ自体初めての経験で、普段自分のことを“Matt、僕、自分”としか言ったことがなくて、初めて自分の口から“俺”って言ったのが新鮮でした。自分が言ったことがない言葉がたくさんあり、“俺”とか“いいかー!”とか、僕の中で解放された部分がありました」とシリーズの世界観とはかけ離れた温厚な性格だが、本作のテーマそのものMAD(怒り)を解放しながら熱演したことを明かした。
そして、お笑いコンビ錦鯉の長谷川雅紀、バイきんぐの小峠英二というスキンヘッド芸人の2人はそれぞれ、即席の“ウォーボーイズ風“白塗りメイクでアフレコ現場に意気揚々と登場。お互いライバルとして闘志を燃やす長谷川と小峠。長谷川は「ライバルだな、と思いましたね。(小峠は)普段から怒って歩いていますから。そこがちょっと、僕より上かも知れないですね。悔しいですけど。でも、好きなんでマッドマックスが。負けたくないです。ウォーボーイズは、俺のものだ!」と熱烈アピール。小峠は「(長谷川は)ほぼオバQですよね、ウォーボーイズはそんな丸っこい奴いなかったですよね?みんな僕みたいな体型ですよね、どちらかと言えば。スタイル的には僕のほうが合っているんじゃないですかね。でまぁ(長谷川さんは)根が優しいですからね。大分無理してると感じましたね」とお互い一歩も譲らない様子が明らかになっている。
長谷川は、今回たった一言声優に決まったことについて「容姿でしょ、これ、間違いなく。このフォルムで決めたんでしょ!」とウォーボーイズそっくりの見た目が決め手になったのではないかと思わずツッコミ。「(前作を)観終わった一番の感想が“あっという間だったね!”でした。とにかくスピード感がたまらなくて。“面白い!面白い!”と言っていたので、本当にこのウォーボーイズのたった一言声優が来たのが嬉しかったです」と喜びを語った。長谷川と同じく白塗り姿で登場した小峠は、たった一言声優に務めることについて「ハゲているからでしょうね。一択でしょう。ハゲてテレビに出てるから使うか、みたいな感じでしょう」と冷静にツッコミ。「俺を見ろ!」という一言の吹替となったが「“なんて日だ!”と同じくらいのパワーでやらせていただきました」と自身の決めセリフに通ずるシャウト系のセリフだったので自然と上手くできたと明かした。宣伝部隊長として今後の活躍に期待がかかるMattは「(主人公の)メイクが気になっているのでモノマネメイクでもしてみようかなと思っています。アニャちゃんが凄く可愛いなと思ったので、アイメイクとか、おでこの方もしっかり塗ってあるのが面白いですし、色々宣伝していきたいと思います」と、卓越した美的センスを持つMattだからこその宣伝方針をアピールしている。
3人が演じるウォーボーイズはどのような場面で登場するのだろうか?今後の3人のMADな活動にも注目していきたい。
文/鈴木レイヤ