ディズニーヴィランズの“子ども”たちを描くミュージカル『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』7月配信決定!
ディズニーヴィランズの“子ども“たちが主人公の大人気ミュージカル映画シリーズの最新作『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』が、ディズニープラスにて7月12日(金)より世界独占配信されることが決定。あわせて、ティザービジュアルと予告編、さらにキャラクターポスターが解禁された。
「ディセンダント」シリーズは、誰もが知るディズニーのヴィランたちの“子ども”が主人公のミュージカル映画。かつて一大現象を巻き起こした「ハイスクール・ミュージカル」シリーズで知られるケニー・オルテガが“もしディズニー・キャラクターに子孫がいて、10代だったら?”というアイデアにもとづいて製作した作品だ。『美女と野獣』(92)のベルとビーストなどの善人が暮らすオラドン合衆国と、魔法のバリアで覆われヴィランズたちが閉じ込められたロスト島を舞台に、『眠れる森の美女』(60)のマレフィセントの娘マル(ダヴ・キャメロン)や『白雪姫』(50)のイーヴィル・クイーンの娘イヴィ(ソフィア・カーソン)などのヴィラン・キッズたちの葛藤や成長、友情、恋をポップなミュージカル音楽とともに描く。
悪名高きヴィランの子として育てられた子どもたちが、その生い立ちに悩みながらも、自分らしさを見つけていくというその物語は、斬新でありながら誰もが共感できる普遍性をあわせ持ち、2015年に1作目が放送されるや世界中で大ヒットを記録。放送当時、全世界では3200万人が視聴、初放送と同日に全米で発売されたサウンドトラックは、iTunesのサウンドトラックチャートで第1位を獲得、全アルバムチャートでも第2位を記録する大ヒット作となった。その反響を受け2017年と2019年には続編が製作された。第3作目では、ロスト島とオラドン合衆国の人々が手を取りあい、ヴィランと善人が共存する道を示すまでに成長したヴィラン・キッズたち。その感動のフィナーレから5年、この度シリーズ第4弾としてヴィラン・キッズたちが帰ってくる。
待望の4作目は、かつてロスト島にその悪名を轟かせ、マレフィセントの娘マルと敵対していた『リトル・マーメイド』(91)アースラの娘、ウーマ(チャイナ・アン・マクレーン)が登場する。時は流れ、いまやオラドン高校の新校長となったウーマ。彼女が呼び寄せたのは、『ふしぎの国のアリス』(53)のハートの女王の娘、レッド(カイリー・キャントラル)だった。ハートの女王と言えば、映画『ふしぎの国のアリス』では怒りっぽく、気に入らないことがあるとすぐに「首をはねろ!」という恐ろしいヴィラン。本作の主人公は、ハートの女王の娘で破天荒なレッドと『シンデレラ』(52)の娘で完璧主義者のクロエ(マリア・ベイカー)。ハートの女王には、イギリスの人気歌手リタ・オラ。シンデレラ役には歌手のブランディが起用された。ブランディは『ロジャース&ハマースタイン:シンデレラ』(97)でもシンデレラを演じている。またアースラの妹ウリアナ(ダラ・レネー)も登場。本作では、ハートの女王がオラドン合衆国に対してクーデターを起こす。それに巻き込まれたレッドとクロエの2人は、協力して時をさかのぼり、運命を変えるために奔走することに。若き日のハートの女王ことブリジット(ルビー・ローズ・ターナー)、若き日のシンデレラことエラ(モーガン・ダドリー)にも出会うことになる。
このたびティザービジュアルや予告編にあわせて、主人公のレッド、クロエをはじめとした個性豊かな10名のキャラポスも同時解禁。それぞれのキャラクターイメージカラーを背景に、ディズニー・キャラクターらしい個性豊かな表情を見せている。
「ディセンダント」シリーズの醍醐味の一つでもある心躍る楽曲の数々は今作でも健在。7曲もの新曲に加え、名作アニメーション『シンデレラ』の「ソー・ディス・イズ・ラブ(邦題:これが恋かしら)」のカバーも登場。またダンスの振り付けには『グレイテスト・ショーマン』(17)のアシュレイ・ウォーレンが起用されている。
ティザー映像では、レッドとクロエの衝撃的な出会いが描かれる。真夜中、オラドン高校に忍び込んだレッドは、その名前にふさわしい真っ赤なスプレーで壁中を染め上げていく。そこへやってきたクロエに、自分が「新しいルームメイト」であることを明かす。終盤でレッドがスプレーでハートに囲った肖像画では、これまでの「ディセンダント」シリーズの主人公マルとそのパートナーのベンが登場している。
ディズニーヴィランズの子どもたちの破天荒な冒険と成長を色彩豊かな映像と極上の音楽で活写する本作。個性的なキャラクターたちの活躍に要注目だ!
文/スズキヒロシ