映画からパワーをもらって幸せに! 日本初の“シネマセラピー”とは
映画を観て思いきり笑ったり泣いたりすると、なんだか心が解放されて気分がスッキリするものだ。時には1本の映画が、人生を変えてしまうことだってある。そんな映画のパワーを使った「シネマセラピー」をご存じだろうか?
シネマセラピーとは、映画を観て語り合い、自分の深層心理に気付くことで、“癒し”を感じ“自己成長”を目指すという心理療法だ。元映画ライターで心理カウンセラーの資格を持つシネマセラピスト瀬川菜月氏が、映画によって長年のうつ状態から解放された自身の経験を基に開発した。
「映画にはたくさんの心理学的メッセージがある」と瀬川氏。確かに、映画の中には人間のあらゆる感情や行動パターンが描かれている。恋愛、仕事、病気、夢……登場人物が直面するさまざまな状況に自分を重ねることは、人生をシミュレーションするようなもの。
そうすることで自分の深層心理を知り、受け入れることが癒しにつながるそうだ。また、人間関係を円滑にするコツなど、普段の生活やビジネスにも役立つ気付きが得られることも。
今度映画を観るときには、そんなことをちょっぴり意識してみては? 今までとは違った角度で映画を楽しめる上、人生のヒントに出合えるかも。これから公開される『恋するベーカリー』や『抱擁のかけら』などを題材にしたシネマセラピー付き試写会(すでに締め切り)なども開催されているので、興味のある人は、シネマセラピスト瀬川菜月ホームページ(http://www.ee-happiness.com/)まで。【Movie Walker】
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