歪みが大きくなる関係性にハラハラ「1122 いいふうふ」スピッツによる主題歌が織りなす本予告
Prime Videoにて世界独占配信される高畑充希と岡田将生がダブル主演を務めるドラマ「1122 いいふうふ」。本作より、一子&二也を取り巻く人間関係を表した全5種の新ビジュアルと、主題歌スピッツ「i-O(修理のうた)」が響く本予告も完成した。
本作は、リアルな内容で夫婦のあり方に一石を投じ、累計販売部数146万部を超えるヒットを記録している渡辺ペコのマンガ「1122」が原作。映画監督でもある今泉かおりが脚本を、『窓辺にて』(22)、『アンダーカレント』(23)などを手がける今泉力哉が監督を務める初の夫婦合作となる。結婚7年、セックスレス、子どもなしという一子(高畑)と二也(岡田)の夫婦。友だちのようになんでも話せて仲の良い2人には“秘密”がある。それは夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。二也には、一子も公認の“恋人”がいるのだった。そんな一子と二也が周囲の人々を巻き込みながら、2人だけの夫婦のあり方を模索する物語が展開していく。西野七瀬と高良健吾がもうひと組の夫婦、美月と志朗を演じるほか、吉野北人、中田クルミ、宇垣美里、土村芳が出演する。
解禁となったのは、一子&二也夫婦、美月&夫婦に加え、一子公認(?)の恋人である美月&二也、女性向け風俗店で出会った礼(吉野北人)&一子、大学の同級生、五代(成田凌)&一子、という5組を切り取ったビジュアル。セックスレスだが夫婦関係を保つために夫の不倫を公認する方法を選んだ一子夫婦、ワンオペに疲れて夫から心が離れ、二也に癒しを求める美月。それぞれのビジュアルには劇中のセリフがちりばめられおり、一子と二也を取り巻く人たちに待ち受ける展開に期待が高鳴るものとなっている。
あわせて、主題歌に決定したスピッツの「i-O(修理のうた)」が流れる本予告が完成。映像は「自分でもいうのもあれだけど、私たちはたぶん結構いい夫婦」という一子のセリフから始まり、その後「今日は夫が恋人と過ごす夜」という衝撃的な一言で装いは一転する。趣味で始めた生け花教室で出会った美月とお付き合いするようになって、るんるん気分があふれてしまう二也。絶賛恋愛モードな二也だが、一子は「外の恋愛、ウチに持ち込まない約束でしょ」、「るんるんオーラダダ漏れの自覚ある?」と、恋煩いのような嫉妬のような気持ちをぶつけてしまう。一方の美月は、息子のひろと二也の3人で一緒に遊んでいるところを夫の志朗に見られてしまい、「あの一緒にいた人誰?」と聞かれるが、「お花教室の人にたまたま会ったの」とはぐらかす。しかし志朗の疑念は晴れてない様子で、両家族間の問題勃発が予感される。
また、一子が大学時代の友人、五代に「五代くん不倫したことある?」とストレートに聞き、五代を動揺させる姿も捉えられている。そして、友人たちとの会話で出てきた「”婚外恋愛許可制”って一子にも権利あるんだよね?」という言葉をきっかけに女性用風俗へ足を運んでしまう一子。このことで一子にも変化が現れ、その変化に二也もなんだかモヤモヤしている様子。いままで穏やかな生活を維持してきて喧嘩というケンカもなく暮らしてきた一子と二也に夫婦になって初めて訪れた大ピンチ。“公認不倫”をきっかけに始まる夫婦の混沌を映しだした映像に仕上がっている。
また、主題歌へのスピッツの起用について、プロデューサーの佐藤順子は「実生活でもご夫婦である今泉かおりさんと今泉力哉さんと2年かけて脚本を作りながら、いつも頭の中にはスピッツの音楽が流れていました。今泉ご夫妻がスピッツの大ファンであることはもちろんのこと、個人的にも20年近くスピッツを愛聴していて、人それぞれ聴き手によってどのようにでも解釈できるミステリアスな歌詞とノスタルジックなメロディのファンだったからです。ふだん誰もが考えているけど言語化できない夫婦の絆を描いた『1122』にぴったりだと思いました。素晴らしい主題歌とともに、このドラマを皆様にお届けできるのを楽しみにしています」と答えている。
関係を維持するために始めた“公認不倫”が原因で、関係が歪んでいってしまう一子と二也。2人はお互いの気持ちをきちんと伝えられるのか?夫婦の未来にあるものとは?全7話の物語に期待が高まる!
文/鈴木レイヤ