シンシア・エリヴォ＆アリアナ・グランデ主演『ウィキッドふたりの魔女』眩しくせつない特報＆ポスターも公開

不朽のミュージカルとして20年以上愛され続けてきた「ウィキッド」が映画化され、2025年春に『ウィキッドふたりの魔女』の邦題で日本公開されることが決定。シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが主演を務め、2人の姿を映した特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。

エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派エリヴォと、グラミー賞の常連で世界を魅了し続けるアーティスト、グランデを主演に迎え、『クレイジー・リッチ！』(18)や『イン・ザ・ハイツ』(21)のジョン・M・チュウが監督を務める本作。音楽と魔法が彩る感動のエンタテインメントが誕生する。

映像は、「人は邪悪に生まれるの？それとも邪悪になっていくの？」というささやかな問いから始まる。魔法と幻想の国オズにあるシズ大学の学生として出会ったエルファバ(エリヴォ)とグリンダ(グランデ)。緑色の肌をもち周囲から誤解され、まだ自分の本当の力を見いだしていないエルファバと、野心的で、まだ自分の本当の心を見いだしていない人気者のグリンダは、寄宿舎で偶然ルームメイトに。見た目も性格もまったく逆の2人は、最初こそ衝突し合うが、次第に友情を深めてゆく。そしてこの出会いが、やがてオズの国の運命を大きく変えることになっていく。

映像では、対照的な性格の2人が、真の魔法を操る力に戸惑いながらも、互いに寄り沿い合い、友情を育んでゆくドラマチックな物語が紡がれる。さらにガラスを突き破り、空高く舞い上がるダイナミックな飛行シーンや、オズの国で繰り広げられる冒険の数々、そして秘められた可能性の開花とともに、彼女たちが辿る運命の一端が描かれている。偉大な魔法使いのもとへと旅立ち、やがて世界に「悪い魔女」「善い魔女」と語られることになる2人の“始まり”とは？眩しくてせつない2人のコントラストに、期待の高まる特報映像に仕上がっている。

特報とあわせて解禁されたポスタービジュアルには、魔女のような装いのエルファバと、華やかなドレスを身にまとうグリンダの姿が描かれる。緑とピンクで対照的に彩られた世界の中で、その壁を越えようと互いに手を伸ばし合う2人の姿は、どこかせつなく幻想的なポスタービジュアルとなっている。

エルファバとグリンダを演じるエリヴォとグランデのほか、シズ大学の威厳ある学長マダム・モリブル役に、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたミシェル・ヨー、伝説のオズの魔法使いを「ジュラシック・パーク」シリーズのジェフ・ゴールドブラムが演じる。そのほか、ジョナサン・ベイリーや、トニー賞ノミネート歴を誇るイーサン・スレイターなど、2人の友情の物語をさらに彩る豪華なキャスト陣が集結した。

正反対な2人の魔女の、眩しくせつない物語の行方と歌声を、ぜひ劇場で見届けてほしい。

文/サンクレイオ翼