誘拐した少女の正体はまさかの吸血鬼!?『アビゲイル』6人組誘拐犯の個性が光るロング版予告映像
『M3GAN/ミーガン』(23)のユニバーサル・ピクチャーズと、『スクリーム』(22)のレディオ・サイレンスが放つサバイバル・アクションスリラー『アビゲイル』の日本公開日が9月13日(金)に決定。あわせてポスタービジュアルとロングバージョンの予告編が到着した。
ある犯罪グループが大富豪の娘である12歳のバレリーナを誘拐する事件からはじまる本作。誘拐に成功し、犯罪グループに残された仕事は身代金を手に入れるため、少女の身柄を一晩監視するだけとなった。しかし、その少女の正体はバレリーナヴァンパイア(=踊る吸血鬼)。返り討ちにあった犯罪グループと12歳の“踊る吸血鬼”とのバトルが描かれていく。誘拐犯のリーダーで倫理観が欠如した元刑事のフランクをダン・スティーヴンス、2m近い巨漢の割にどこか小心者の用心棒ピーターをケヴィン・デュランドが演じる。また、凄腕ハッカーのサミー役にキャスリン・ニュートン、スナイパーのリックルズ役にウィル・キャトレット、逃走車ドライバーのディーン役に本作が遺作となったアンガス・クラウド、医師のジョーイ役にメリッサ・バレラ、指示役のランバート役にジャンカルロ・エスポジートと曲者俳優陣が集結した。
今回解禁となった日本版ポスタービジュアルには、暗闇の中で純白のバレエ衣装を身にまとい、こちらを真っ直ぐに見上げる少女、アビゲイルの姿が大きく写されている。一見、純真無垢に見えるこの可憐な少女の正体は、まさかのヴァンパイア。ドレスの返り血が、キュートな少女から豹変する姿を予感させるビジュアルに仕上がっている。
さらに、日本版予告編ロングバージョンも到着。少女の誘拐が計画通りに進み、5000万ドルの報酬を手にするために、残された仕事は一晩の少女の監視のみ。そんな犯罪グループが、誘拐した少女が吸血鬼であったことを目の当たりにする様子が映しだされている。高額報酬は夢に終わり、生きて屋敷から帰るのが唯一の希望となった男女6人の犯罪者たち。指示役ランバートに集められた実行犯は、本名の代わりに「ラットパック」(シナトラ軍団)に着想を得たコードネームを与えられている。6人はお互い初対面で、それぞれ秘匿したい過去を抱えているようだ。
個性豊かなメンバーたちはどのように戦慄の一夜を切り抜けるのだろうか?6人の犯罪者グループとバレリーナヴァンパイアが繰り広げるスリラー劇をぜひ劇場で楽しんで欲しい。
文/鈴木レイヤ