『インサイド・ヘッド2』が『アナ雪2』を超え世界興収アニメーション映画史上No.1に!監督たち直筆のイラストも到着
日本に先駆け全米をはじめ世界各国で6月14日より公開されるや、アニメーション史上歴代No.1オープニングとなる大ヒットスタートを切った『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)。遂に世界興行収入が14億6200万ドル(2245億円※数字は7月25日付けboxofficemojo調べ/1ドル153円)を突破し、これまでNo.1だった『アナと雪の女王2』(19)の14億5400万ドルを追い越し、アニメーション映画史上世界No.1の歴史的快挙を達成した。
この偉業に本作を手掛けたケルシー・マン監督とマーク・ニールセンプロデューサーは、「私たちは世界中からの『インサイド・ヘッド2』へのたくさんの愛に感動しています。このすばらしい感動的な冒険に加わってくれて、ありがとうございます」と直筆の特別イラストと共にコメントを寄せた。また、これまでNo.1に君臨していた『アナと雪の女王2』からもスペシャルな祝福のイラストがソーシャル上で贈られた。
この映画史を塗り替える超特大ヒットとなっている背景には、多くのアニメーション作品と異なり、世界中で大人が動員の中心になっているという点が挙げられ、人生の転機に立ち“シンパイ”という感情に支配されて感情の混乱に悩み葛藤するライリーの姿に大人たちが深く共感し感動していることが驚異の大ヒットを支えているようだ。「大人になるとヨロコビは失われていくのか?」という深いテーマや、自分のダメなところも愛おしくなる感動のラストが大人たちの心に深く刺さり、世界中が“大人泣き”していることが、『インサイド・ヘッド2』の社会現象的なヒットへとつながった。
公開に先駆け日本でも行われた試写会では、「最初から最後まで感動しっぱなしでした!まさかこんなに泣くとは…」「本当に痛いほどにシンパイの気持ちが分かりすぎて辛くて苦しくて、最後は抱きしめたくなった」「自分の感情全てが愛おしくなる、最高の作品!」「心が疲れている大人にこそ観て欲しい!」「大人を泣かせにきている演出の緻密さにまんまと泣かされた!」など、SNS上で大人から共感&感動のコメントが多く寄せられた。おそらく日本でも旋風を巻き起こすに違いない。
さらに、7月26日(金)に日本テレビ系列「金曜ロードショー」でピクサーの大ヒット作『トイ・ストーリー』(95)が放送されるが、『インサイド・ヘッド2』の世界的な大ヒットを記念し、その放送内でピクサー特別映像と『インサイド・ヘッド2』の約7分の本編ノーカット映像が初放送されることが決定した。
ピクサー特別映像では、友情がもたらすヨロコビや別れのカナシミなど、人生において私たちが体験する様々な感情が描かれ、深い共感と感動を生んできたピクサーの過去作の名シーンと、『インサイド・ヘッド2』の感情たちとのコラボレーションが実現。ピクサーの物語を観た時の思い出が蘇る、約3分半のエモーショナルな長尺映像となっている。また、金曜ロードショー『トイ・ストーリー』放送のためだけに制作された一夜限りの特別映像も必見だ。
そして『インサイド・ヘッド2』の約7分の本編ノーカット映像は、人生の転機を控えたライリーの等身大の悩みや葛藤、そんな彼女の幸せをずっと見守ってきた子どものころの感情ヨロコビたちの前に、大人の感情シンパイたちが現れるという重要なシーンが描かれている。世界中が“大人泣き”しているという『インサイド・ヘッド2』の本編のワンシーンをいち早く楽しめるという金曜ロードショー限定の映像となっているので、ぜひお見逃しなく。
大ヒットした前作をはじめ、『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』(01)、『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)など数多くの傑作を手掛け、監督としてアカデミー賞長編アニメーション賞を最多受賞している、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクターが新たに贈る『インサイド・ヘッド2』。ピクサー史上最も“優しさに包まれる感動のラスト”もお楽しみに。
文/山崎伸子