“本物”をも魅了!?竜巻チェイサーたちのリアルさが垣間見える特別映像が到着!「テンションも本当にあんな感じ」
群れをなして襲来する“巨大竜巻モンスター”と人類の壮大な戦いを描く『ツイスターズ』(公開中)。トラウマを抱えた気象学の天才ケイト(デイジー・エドガー=ジョーンズ)と共に無謀かつ危険な“竜巻破壊計画”に挑むのは、タイラー(グレン・パウエル)を筆頭にした“竜巻チェイサー”のチーム。このたび彼らの活躍ぶりをぎゅっと詰め込んだ特別映像を独占入手。さらに、実際に竜巻や雷などを追う日本人“ストームチェイサー”の青木豊と翠勇弥が劇中の竜巻チェイサー描写に太鼓判をおすコメントも到着した。
ニューヨークで自然災害を予測し被害を防ぐ仕事に就いていたケイトは、故郷オクラホマで史上最大級の巨大竜巻が群れをなして発生する異常事態が起きていることを知る。学生時代の経験から竜巻にトラウマを抱えていた彼女だったが、友人ハビ(アンソニー・ラモス)からの懸命の依頼で故郷へと戻ることに。そこでケイトは、知識も性格も正反対の竜巻チェイサーたちと共に、巨大な竜巻に立ち向かっていく。
雷の写真をメインに、竜巻など様々な気象現象の写真や映像を撮影している青木と、本作の舞台にもなっているアメリカ・オクラホマ州にも実際に足を運び、劇中さながらの巨大竜巻を数多く追ってきた翠。「アメリカにはプロの竜巻チェイサーが存在していて、頑丈な専用車に乗って、運転手や撮影係、ドローンの操縦者などそれぞれの役割をもってチームで行動しています。テンションも本当にあんな感じです(笑)」と、実際にアメリカでの活動経験をもつ翠はその再現度の高さを説明。
一方、青木はタイラーのキャラクターに魅了されたことを告白。幼少期に目の当たりにした竜巻に魅了され、以来竜巻を追いかけ続けているタイラー。竜巻に対して恐怖心だけでなく魅力も感じているからこそ、躊躇なく竜巻モンスターへと突っ込んでいき、その逞しさでチームの士気を高めている。「最初こそ“なんだこいつ”と思う部分もありましたが、物語が進んでいくにつれ、やっぱいいヤツだなって思えてきて。最後にみんなの頼りになるのって、こういうタイプなんですよね(笑)」。
『トップガン マーヴェリック』(22)で大ブレイクを果たしたパウエル自身も、「彼のようなキャラクターを“地に足がついたリアルな人物”にすると同時に、クールで楽しく魅力的に見せられるよう意識しました」と演じる上でのこだわりを明かしていた。そのねらい通り、本物のストームチェイサーも絶賛するリアリティあるキャラクターとなったタイラー。ぜひとも彼ら竜巻チェイサーの活躍に注目しながら、驚異の映像体験に圧倒されよう!
文/久保田 和馬