花江夏樹がナレーションを担当!車椅子テニスプレイヤー上地結衣に密着したドキュメンタリー映画が公開決定
東京2020パラリンピック競技大会で銀メダルを獲得したプロ車いすテニスプレイヤーの上地結衣の挑戦の日々を追いかけたドキュメンタリー映画『The Break 世界一、負けず嫌いのテニスプレイヤー、上地結衣。』が10月18日(金)より公開されることが決定。本作のティザービジュアルと特報映像が解禁された。
先天性の病で成長と共に歩行が困難になり、車いす生活となった上地結衣。姉の影響で11歳からテニスを始め、その才能を開花させていった彼女は高校3年生でロンドン2012パラリンピック競技大会に出場。高校卒業後にプロに転向し20歳で世界ランキング1位に上り詰める。その後様々なタイトルを獲得しながら車いすテニス界を牽引していくが、この6年間はオランダのディーデ・デフロート選手が立ちはだかり世界ランキング2位が続いている。
そんな彼女が金メダルに向けて、そして世界一に向けて日々戦いつづける姿を記録した本作。制作チームは3年間にわたって上地への密着取材を敢行。一年のほぼ大半を海外遠征に費やし、世界中を飛びまわりながら、可能性があればとことん追求しどんなことにも貪欲に挑戦し、楽しむときはとことん楽しむ上地。そんな彼女を日本から見守る母親や、最適解を一緒に導き出そうとするコーチや車いすエンジニア、さらには車いすテニス界のレジェンドである国枝慎吾らが、それぞれの立場から彼女を支える姿も描かれていく。
また、本作のナレーションを「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役などで知られる人気声優の花江夏樹が担当することも決定。このたび解禁されたティザービジュアルには上地の後ろ姿がデザインされ、彼女があらゆるものへ立ち向かう様子が表現。また、特報映像では現在に至るまでの彼女の軌跡が紹介されている。
パリ2024パラリンピックで金メダルを獲得した、“世界一負けず嫌いのテニスプレイヤー”のさまざまな素顔が垣間見える本作を通し、彼女の挑戦と覚悟の日々を目撃してほしい。