スティーヴン・キングも絶賛!『悪魔と夜ふかし』霊能力者と懐疑論者が大喧嘩する本編映像
「実に見事だ。目が離せなかった」とホラー作家のスティーヴン・キングがXで絶賛するなど、各所で話題を呼んだホラー『悪魔と夜ふかし』(10月4日公開)。このたび、ハロウィンの深夜の生放送トーク番組にて、超常現象懐疑論者と霊能力者が大喧嘩する本編映像が解禁された。
映画の舞台は、1977年ハロウィンの深夜のテレビ番組「ナイト・オウルズ」。司会者ジャック・デルロイ(デヴィッド・ダストマルチャン)は、生放送でのオカルトライブショーで人気低迷を挽回しようと、様々な仕かけを用意していた。まず1番目のゲストとして、霊能力者クリストゥ(フェイザル・バジ)が登場。霊聴で観客と他界した身内との交流を図り、当人同士しか知りえない事実を披露しスタジオを盛り上げていく。続いて元奇術師で、IFSIP(超常現象科学的調査国際連盟)に所属する超常現象懐疑論者のカーマイケル・ヘイグ(イアン・ブリス)が登場する。
今回解禁された映像に映しだされているのは、デルロイ、クリストゥ、ヘイグの3人が並びで座り、クリストゥの霊聴力をヘイグがイカサマだと指摘するシーン。クリストゥの霊聴力は「見事なパフォーマンスでありトリックがある。ウソつき、イカサマ師、ニセモノだ!」と声高に訴えるヘイグに対して、言いがかりだと大激怒したクリストゥは、ヘイグに飲み物をぶちまけて怒りの衝動のままスタジオを出ていく。生放送で出演者同士が大喧嘩する、というこの後に控える“悪魔降臨”という目玉企画を前に早くも起こった緊張感みなぎる放送事故の場面だ。
昔は、オカルトに限らず様々なテーマで、テレビ番組内において喧嘩が繰り広げられていたが、そういった時代を知る人にとっては、ちょっと懐かしい気持ちにもなる本作。番組で起こる超常現象の全貌をぜひ劇場で確かめてほしい。
文/鈴木レイヤ