主題歌が堂本剛の「街(movie ver.)」に決定!レコーディング風景も捉えた『まる』主題歌発表映像

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主題歌が堂本剛の「街(movie ver.)」に決定!レコーディング風景も捉えた『まる』主題歌発表映像

主演に堂本剛、監督&脚本を荻上直子が務める映画『まる』(10月18日公開)。約2年前から荻上監督と企画プロデューサーによる熱烈オファーを受けた堂本が、27年ぶりに待望の映画単独主演を果たした本作の主題歌が、堂本の「街(movie ver.)」に決定した。

主演作『まる』で映画音楽に加えて、主題歌「街(movie ver.)」も手掛けた堂本剛
主演作『まる』で映画音楽に加えて、主題歌「街(movie ver.)」も手掛けた堂本剛[c] 2024 Asmik Ace, Inc.

堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男、沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなす毎日に慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める奇想天外な物語が展開される。これまで自らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで新境地を魅せる。さらに、主演だけでなく「.ENDRECHERI./堂本剛」として映画音楽も担当。「.ENDRECHERI.」 と「堂本剛」のWネームで、初の映画音楽にチャレンジしている。

この度、そんな『まる』の主題歌が、堂本が作詞・作曲を手掛け、2002年に発表した「街」を本作のために再レコーディングした「街(movie ver.)」に決定し、主題歌発表映像も解禁された。

堂本が「堂本剛」名義で発表した1stシングル「街」が、自身の27年ぶりの単独主演作で主題歌となることでも本作への期待はさらに高まる。山田プロデューサーは『まる』という物語を「もし、堂本剛がスーパースターじゃなかったら?というパラレルワールドともとれるもの」としたうえで、主題歌について「剛さんがつらかった時期の心情が投影された楽曲が、20年以上たったいま、“沢田”という剛さんのあて書きだが剛さんではない、ある男の人生の物語を締めくくる楽曲として新たな存在感を獲得する…、元の楽曲が素晴らしくないとそうそうできることではありません」と語る。

また、オファーの経緯として、荻上監督が堂本と向き合い沢田というキャラクターを立体化させていく過程で、山田プロデューサーから荻上監督に主題歌を「街」にしてはどうか?と相談を持ち掛けたという。すると、監督から「実は脚本を書きながら聞いていたのが『街』でした」という奇跡的な返事があったといい、まさに必然ともいえる決定であったことが明かされた。対する堂本は本作での主題歌の起用について、「『街』という楽曲を沢田が歌っていると錯覚するような着地の仕方をした気がするので、歌えて幸せだったなと思っています」と語っている。

解禁された主題歌発表映像は、「街(movie ver.)」のメロディと共に、主題歌レコーディング、劇伴制作の様子を捉えた映像や撮影のメイキング映像が映し出される。中には、堂本がピアノを弾く姿や共演の綾野剛、森崎ウィンらと談笑する場面など、貴重な映像が盛りだくさん。なお、「街(movie ver.)」は現状リリースの予定はなく、フルで聴けるのは映画本編内のみとなっているため、エンドロールまで見逃せない。


堂本がこの楽曲に込めた「自分を生きることこそ素晴らしい」という想いが、『まる』という物語の核と繋がる瞬間をぜひ映画館で体感してほしい。

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