風水師、巫堂、葬儀師それぞれの役割とは?『破墓/パミョ』メインキャラクター4人を紹介するポスター&特別映像
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)、『パラサイト 半地下の家族』(19)を超えて韓国で約1200万人を動員、『犯罪都市 PUNISHMENT』(24)、『インサイド・ヘッド2』(24)を抑えて7週連続で第1位を記録し、2024年No.1大ヒットとなった『破墓/パミョ』が10月18日(金)より公開となる。このたび、メインキャラクター4人の特徴を捉えたキャラクターポスター、映像が解禁となった。
第74回ベルリン国際映画祭でワールドプレミアとして上映、世界133か国で公開が決定し、第60回百想芸術大賞では監督賞、主演女優賞、新人男優賞、芸術賞を受賞するなど、海外で熱狂と快挙が報じられている本作。墓地を見る風水師サンドク役に、『オールド・ボーイ(2004)』(04)で映画賞を総なめにしたチェ・ミンシク、お祓いを行なう美しき巫堂ファリム役に、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「ユミの細胞たち」で社会現象を巻き起こし、日本でもカリスマ的人気を博す女優キム・ゴウン、改葬を仕切る葬儀師ヨングン役に、『コンフィデンシャル/共助』(18)で存在感を見せつけた個性派俳優ユ・ヘジン、祈祷を捧げる巫堂ボンギル役にイ・ドヒョンが出演。監督、脚本は、『プリースト 悪魔を葬る者』(16)、『サバハ』(19)のチャン・ジェヒョンが担当する。
このたび解禁となったキャラクターポスターは、シャベルを背負って墓地を見る風水師サンドク(ミンシク)、両手を広げてお祓いを行なう巫堂ファリム(ゴウン)、黒い喪服で改葬を仕切る葬儀師ヨングン(ヘジン)、現代的な格好で祈祷を捧げる巫堂ボンギル(ドヒョン)など、それぞれのキャラクターの特徴が分かりやすい説明とともに表現されている。
さらに、キャラクターポスターにあわせて、サンドク&ヨングン、ボンギル&ファリムという組みあわせで構成されたキャラクター映像も解禁となった。映像はサンドク&ヨングンのシーンから始まり、サンドクは自身の事を「生者と死者のために土地を探す、私は地官(チグァン)だ」と説明。一方、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族の墓に対してヨングンは「今日行った所は本当に墓地に適した場所か?」と心配そうに聞くが、サンドクは「人が安らかに眠れる所じゃない」と告げる。そして、ボンギル&ファリムのシーンへ続き、ファリムは自身の事を「明るい光のある世界、そしてその裏側、その狭間(はざま)にいる私、私は巫堂(ムーダン)イ・ファリムだ」と説明。その後、お祓いと改葬を同時に行なう中でボンギルは「何かが通り過ぎました」と怯えながら語り、祈祷を捧げるなど、今後の展開が気になるシーンがちりばめられ、ますます謎が深まっていく映像となっている。
墓に隠された恐ろしい秘密を掘り返すサスペンススリラー『破墓/パミョ』。世界中を震撼させたサスペンススリラーに期待が高まる。
文/鈴木レイヤ