ディズニー・アニメーション史に残る不朽の名作を、最新の映像技術を駆使した“超実写版”としてよみがえらせた『ライオン・キング』(19)。シリーズ最新作となる『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)の“超実写吹替版”にて、Travis Japanの松田元太が、のちにスカーとなるタカ役で声優に初挑戦することが決定した。
本作は、息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日の兄弟の絆を描く、『ライオン・キング』の始まりの物語。冷酷な敵ライオンから群れを守るために新天地を目指す旅の過程で、孤児から王へ運命を切り拓くムファサと、彼の運命を変える“弟”タカ。彼らによる血のつながりを超えた兄弟の絆と、そこに隠された驚くべき秘密を、心をゆさぶる楽曲にのせて描く。
『ライオン・キング』でヴィランとして強烈な存在感を発揮したスカー。本作では、スカーがまだ”タカ”と呼ばれていた若かりし頃が描かれる。そんなタカの“超実写吹替版”に松田が決定。2022年10月28日に、Travis Japanのメンバーとして全世界配信デビューをはたした松田は、俳優として映画やドラマで活躍する一方、天然なキャラクターを活かしてバラエティでも引っ張りだこ。歌唱力も抜群で、高音から低音まで正確な安定感のある甘い歌声も魅力だ。そんな松田が今回演じるタカは、ずっと兄弟が欲しく、孤児であるムファサを群れに受け入れたライオンの王子というキャラクターで、普段の松田とは異なる役どころとなる。
現在、世界6都市を巡るグループ初となるワールドツアー「Travis Japan World Tour 2024 Road to A」を開催中のTravis Japan。今回松田がタカ役の決定報告を受けたのは、台北公演直前の控室だった。コンサート衣装姿のメンバー全員が集まるなか、スタッフからタカ役決定がサプライズで告げられると、松田は思わず立ち上がってガッツポーズ。急な報告に驚きを隠しきれず、何度もスタッフに確認をしながらも、最後には声優決定を祝福するメンバー全員とハイタッチを交わし、喜びを分かち合った。
今回が声優初挑戦となる松田は「とにかく楽しんで、全力でまっすぐ真摯に向き合って、たくさんの方にタカを届けられるように精一杯頑張るので、温かく見守っていただけると嬉しいなと思います!」と意気込みを語った。
また、先日ムファサ役に決定したことが発表された尾上右近には「今回僕は初めてお会いさせていただくのですが、すごく楽しみです。未熟ですがくらいついて全力で楽しんで、お芝居させていただくので、たくさん勉強させていただきたいと思います!」と熱いメッセージを送った。右近と松田が、ムファサとタカとしてどんな兄弟の絆を見せてくれるのかにも注目したい。