「ソニック」シリーズの最新作『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』(12月27日公開)の吹替版キャストが解禁され、吹替版予告編も到着した。
本作は、日本を代表する世界的ゲーム企業「セガ」が生んだ世界的人気キャラクター“ソニック”を主人公にした長編アニメーション映画シリーズの最新作。前作『ソニック・ザ・ムービー/ソニック vs ナックルズ』(22)での激闘を経て固い絆で結ばれたソニックとテイルズ、ナックルズ、そして悪の天才科学者“ドクター・ロボトニック”の前に、2001年に発売されたゲーム「ソニック・アドベンチャー2」に初登場して以来、世界中のソニックファンを熱狂させ続ける“闇のダークヒーロー”シャドウが立ちはだかる。
シリーズ3作目にして、冒険の舞台はついにソニックの母国である日本へ。このたび本作の日本語吹替声優が一挙解禁となった。主人公のソニック役を中川大志が続投し、本作で待望の映画初登場を飾る大人気キャラクターである闇のダークヒーローシャドウ役を森川智之が担当。さらにシャドウの運命、そして本作の物語に大きく関わる重要キャラクターのマリア役を悠木碧が務めるほか、悪の天才科学者ドクター・ロボトニック役を山寺宏一、前作で激闘を繰り広げチームソニックとして強い友情で結ばれた赤いハリモグラの戦士ナックルズ役を木村昴、2つのしっぽを持つキツネ、テイルス役を広橋涼、ソニックの地球の家族である保安官トム役を中村悠一、トムの妻マディ役を井上麻里奈、ドクター・ロボトニックの助手エージェント・ストーン役を濱野大輝がそれぞれ続投する。
シリーズ1作目からソニックを演じる中川は「久々のソニックとの再会は、やはり興奮しました。彼の顔を見ると、不思議と、その間の空いていた時間が嘘のようにエネルギーが湧き上がってきました!」と新たな大冒険の始まりを喜び、渋谷のスクランブル交差点でのシャドウとの激突も大きな見どころとなる最新作に「今回も収録を通して、ソニックへの愛は益々大きくなるばかりでした。新たなソニックの顔を皆さんにも沢山見つけてもらいたいです!」とコメント。
「マトリックス」シリーズや「ジョン・ウィック」シリーズをはじめ、数々の作品でキアヌ・リーブスの吹替声優を務め、『ジョン・ウィック』(14)でリーブスが来日した際に日本語吹替を直々に本人から託された森川は「ソニック」シリーズへの参加にあたって「超人気作品の『ソニック』シリーズに出演するだけでも光栄なことなのに、あのダークヒーロー、シャドウを演じられるとは感無量であります!字幕版ではシャドウの声をキアヌ・リーブスさんが担当!いつも彼の日本語吹替をさせていただいていますが、同じキャラクターの声優を務めるというのも楽しかったです!」と本作へかける熱いメッセージを寄せた。
同じく本作でシリーズ初参加となり、シャドウの悲しき過去と深い関わりを持つマリアを担当する悠木は、かねてより熱狂的な“シャドウ推し”であることが知られているが「ソニックはクールな憧れの存在だった生涯ですが、映画版の彼には可愛い弟みたいな印象を受けるといいますか…、…のちに、香盤表を見てびっくり。マリアってあのマリア…?」と吹替声優決定の瞬間を振り返ると「推しの推しの声帯になる世界線がこの日本に存在してしまう…?事の重大さに震えましたが、シャドウに興奮する私も頭の中で大慌てしている私も厳重に!しっかり!2度と!起きないように封じ込めて、全霊で取り組みましたのでご安心ください!」と、シャドウ愛と喜びを爆発させた。
さらに本作ではドクター・ロボトニックと、ロボトニックそっくりの顔をした祖父ジェラルドをジム・キャリーが1人2役で演じることが明らかになっているが、山寺は本作で新たな扉を開いたキャリーを演じるにあたって、“拝啓 ジム・キャリー様”と丁寧に挨拶を添え「あなた同士の掛け合いの吹替えは大変でしたが、声優冥利に尽きる楽しい時間でした。引退などと言わず、これからも唯一無二の演技で我々を楽しませて下さい。少なくとも僕が声優をやめるまでは」と『マスク』(94)以来、重ね続けてきた2人の歴史の再開を喜び、深いリスペクトと愛のこもったメッセージを寄せた。
あわせて、この最強ボイスキャスト陣の快演を堪能できる日本語吹替版予告編が解禁。ネオンの光で眩しく照らされる渋谷で繰り広げられる、ソニックとシャドウの激しい衝突を皮切りに、他の誰にもマネできないであろうジム・キャリーによるドクター・ロボトニックと祖父ジェラルドとの1人2役を見事に演じ切る山寺の真骨頂も収められている。
ソニックがファン待望の“日本凱旋”を果たす本作。豪華キャスト陣の熱演はぜひ映画館で体感してほしい。