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市長も思わず武者震い!映画のまち・調布に大型シネコンがオープン

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市長も思わず武者震い!映画のまち・調布に大型シネコンがオープン

9月29日、東京都調布市に大型シネマコンプレックス“イオンシネマ シアタス調布”がオープンした。同日、劇場でオープニングセレモニーが催され、イオンエンターテイメント・片岡尚社長、調布市観光協会・小畑良治副会長(角川大映スタジオ社長)、長友貴樹調布市長が登壇。市の活性化に繋がる映画館の誕生に大喜びの市長からは豪快な発言も飛び出した。

シアタス調布が入るトリエ京王調布C館。京王線・調布駅から徒歩5分の好立地!
シアタス調布が入るトリエ京王調布C館。京王線・調布駅から徒歩5分の好立地!
C館入口すぐのエスカレーターで2階へ上がるとシアタス調布のエントランスが目の前に
C館入口すぐのエスカレーターで2階へ上がるとシアタス調布のエントランスが目の前に

地下化された京王線調布駅周辺に、商業施設の一部として誕生した同館。片岡社長によると「シアターに新しい“プラス”の要素をという思いを込めて“シアタス”の名が冠されている」という。ライブ&パブリックビューイングに対応する機能はもちろん、国内最大級の4DXシアター、リクライニングシートでくつろぎながら鑑賞できる“グランシアター”、東日本初の立体音響テクノロジー“GDC featuring dts-XTM”と独自の立体音響システム“ULTILA”(ウルティラ)を組み合わせ、最上級の映像美と臨場感が楽しめるスクリーンを要するなど、まさに“プラス”の要素が満載である。

巨大スクリーンが広がる10番シアター。都内最大級の530席を備えていながら、座席間はゆったり!
巨大スクリーンが広がる10番シアター。都内最大級の530席を備えていながら、座席間はゆったり!
グランシアターのシートには、フランス・キネット社の最高級シート「ダイアモンド・クロス」を採用
グランシアターのシートには、フランス・キネット社の最高級シート「ダイアモンド・クロス」を採用

そもそも調布は日活調布撮影所や角川大映スタジオ、東京現像所など映画関連企業が集まる“映画のまち”。ところが2011年のパルコ調布キネマ閉館以降、映画館が存在しない状態が続いていた。映画のまちに映画館が帰ってきたことに小畑氏は「素晴らしいスクリーンを作っていただだいて、ありがとうございます。我々の作品もぜひ上映したいです」と喜びを語った。

4DX上映では、映像に合わせて動くシート、ミストや降雨の演出などでアトラクション気分を体感できる
4DX上映では、映像に合わせて動くシート、ミストや降雨の演出などでアトラクション気分を体感できる
フードコーナーの支払いを自動化。スタッフが紙幣や硬貨に触れず対応でき、より少人数&衛生的に
フードコーナーの支払いを自動化。スタッフが紙幣や硬貨に触れず対応でき、より少人数&衛生的に

また「武者震いが起きるほど感激した」という長友市長は、映画産業を積極的にバックアップすることを宣言。年内いっぱい市内在住の子ども・高齢者・障がいのある人の映画鑑賞料金が500円割引になる補助金制度“シネマでお出かけサポート”の実施をPR。勢い余って「1か月に1本も映画を観ない市の職員はクビ!」と豪快な冗談も飛び出すなど熱を帯びた発言で会場を沸かせた。

左から片岡社長、市民代表の鈴木さん親子、長友市長、「映画のまち調布」応援キャラクターのガチョラ、小畑副会長
左から片岡社長、市民代表の鈴木さん親子、長友市長、「映画のまち調布」応援キャラクターのガチョラ、小畑副会長
映画のまち・調布では「調布100日まつり」と銘打って70を超えるイベントやプロジェクトが実施予定
映画のまち・調布では「調布100日まつり」と銘打って70を超えるイベントやプロジェクトが実施予定

芸術の秋は、ショッピングやお出かけの際に、ぜひ映画鑑賞に足を運んでもらいたい。【取材・文/トライワークス】

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