中川大志に森川智之が太鼓判!『ソニック』最新作ジャパンプレミアで「僕、声優事務所をやっています」とスカウト

中川大志に森川智之が太鼓判!『ソニック』最新作ジャパンプレミアで「僕、声優事務所をやっています」とスカウト

映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』(12月27日公開)のジャパンプレミアが12月17日、TOHOシネマズ渋谷にて開催され、ソニック役の中川大志とシャドウ役の森川智之が登壇した。

【写真を見る】タキシードで登場した中川大志。レッドカーペットではソニックと一緒に写真撮影!
【写真を見る】タキシードで登場した中川大志。レッドカーペットではソニックと一緒に写真撮影!

待望のシリーズ最新作には、超人気キャラクターのシャドウが登場。本作ではソニックとシャドウが初めて対峙し、激闘の火蓋が切って落とされる。舞台は、宿命の地・渋谷スクランブル交差点。ソニックの生まれ故郷である日本が舞台となり、日本を象徴する背景のなかを超音速の青いハリネズミ・ソニックが所狭しと駆け巡る物語が展開する。

ソニック役の中川大志
ソニック役の中川大志

中川は『ソニック・ザ・ムービー』(20)、『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』(22)に続き、主人公ソニックの声を担当。中川の芝居を聴きながらのアフレコだったと振り返った森川は、レッドカーペットで中川の芝居の感想を尋ねられ、「すごく上手でびっくり!」と大絶賛し「僕、声優事務所をやっています」と中川をスカウトする一幕もあった。


映画初登場のシャドウの声を字幕版ではキアヌ・リーブスが担当。キアヌの吹替を長く担う森川にとって、縁の深い配役となったことになったが、「キアヌがシャドウのようなキャラクターをやるなんて!」と驚いた様子を見せながらも、「今度会う機会があったら、一緒にラーメンを食べながらシャドウの吹き替えについてゆっくり話したいです」と再会に期待を込めていた。

シャドウ役の森川智之
シャドウ役の森川智之

アフレコは別々で行われたため、中川と森川はこの日が初対面。森川から「声優歴はどれくらいなの?」と訊かれた中川は「何度かあります。でも、ソニックはソニックにしかないエネルギー、カロリーが必要なキャラクターなので」と特別な難しさがあると回答。森川が「本当にピッタリですばらしい!」と再び大絶賛。中川は恐縮しながらも「うれしいです!ありがとうございます!」と充実感を滲ませていた。

日本で誕生した大人気キャラクターが東京を舞台に戦いを繰り広げる本作。「東京で戦うソニックの姿を観てもらえるのはたまらないものがあります。僕も収録しながら興奮しました」と笑顔を見せた中川。劇中歌はONE OK ROCK が2022年に発表した楽曲「Neon」が使用されるが、こちらは全世界ハリウッド版の本編にも使用されている。楽曲にも興奮したと明かした中川は「ワンオクの楽曲もまじでヤバい。超かっこよくて、そのシーンを何度聴いても鳥肌がぶわーっと立ちました。楽曲にもエネルギーをもらいながらアフレコをしました」とアフレコの様子を振り返った。

舞台挨拶は和やかなムードで
舞台挨拶は和やかなムードで

「渋谷の再現度もすごい!」と声を揃えた中川と森川。共に学生時代には渋谷の映画館に映画を観に来ていたこともあり、この日のイベントが開催されたTOHOシネマズ渋谷周辺は二人にとって馴染みのある場所だという。お互いに「最近の渋谷はよくわからない。変わり続ける!」と微笑み合い、「帰りが大変そう」「迷っちゃいそう」などと観客の帰路を心配する場面もあったが、森川は「帰りに聖地巡礼する際には、”超低速”で!」とじっくり映画に登場した世界観を楽しんでほしいとも呼びかけていた。

張り切ってポーズを決める森川
張り切ってポーズを決める森川

映画の公開日は12月27日。お正月映画となる本作にちなみ年末年始の過ごし方を訊かれると「こたつでぐでんとしたいという憧れがあって、実家にですが1、2年前にこたつを買いました。今年はお餅をいっぱい食べて、寝ちゃいたいです!」とニヤリとした中川。森川は「僕は野球ファンで。今年日本一になった横浜DeNAベイスターズの三浦(大輔)監督のご自宅で年末に餅つきをします!」とニッコリ。「つきたてのお餅おいしいですよね」と微笑む中川に、「では、お餅をついて、中川くんの実家に届けて、こたつで食べて一緒にぐでんとしましょう!」と森川が提案。「最高ですね!」とお餅トークを繰り広げ、映画館をまったりとした雰囲気に包み込んでいた。

キアヌ・リーブスからのメッセージ動画も到着
キアヌ・リーブスからのメッセージ動画も到着

イベントではキアヌからのビデオメッセージ動画の上映や、作品にちなみ「超音速お絵描き」「超音速早口言葉」の対決も。「なんだかバラエティ番組みたい!」と吹き出しながらも、時折観客に声をかけながら、楽しい対決を繰り広げイベントを盛り上げていた。

取材・文/タナカシノブ

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