サイコパス殺人鬼役のチャン・ドンユンが衝撃的!『デビルズ・ゲーム』本編冒頭映像を公開
韓国の大ヒット映画『オオカミ狩り』(22)の制作会社が贈る問題作『デビルズ・ゲーム』が3月7日(金)より公開される。このたび主演のチャン・ドンユンによるガイコツペイントが印象的な本編冒頭映像と場面写真が解禁された。
本作は、サイコパス殺人鬼と手段を選ばない刑事の入れ替わりを描くボディチェンジアクションスリラー。可憐な女装も話題になったドラマ「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」や、寡黙な犯罪者を演じた『オオカミ狩り』など、カメレオン俳優の異名を持つドンユン。普段は誠実な役柄が多いドンユンが、本作では本格的な悪役に初挑戦する。これまでの爽やかなイメージを脱ぎ捨て、ボザボサなパーマヘアとポップでワイルドなファッションで、残酷で狂気じみたシリアルキラー、ジニョクへと変貌。一方、手段を選ばない刑事ジェファンには『狼たちの墓標』(21)や『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』(4月11日公開)など、コメディからノワールまでジャンルを問わない実力派俳優オ・デファン。これまで演じてきた刑事役のコミカルなイメージを払拭する。
初解禁された冒頭映像では、ジニョク(ドンユン)率いるサイコパス殺人鬼集団が死体の解体にとりかかる衝撃的な場面から始まる。全員の体に施された奇妙なボディペイントは、その鮮やかな蛍光色が幻想的な世界観を演出しており、冒頭から引き込まれる映像になっている。
あわせて解禁された場面写真には、解体ショーの動画配信をしながら、ナイフを握り死体の解体に取りかかるジニョクの姿も。ブラックライトに反応して光るフェイスペイントから不気味なスリラー演出が味わえる場面となっている。
映像では、まるで芸術作品を生みだすかのように死体に丁寧にペイントを施していくジニョク。高揚した様子で死体の腕を切り落としていく姿は、まさに殺人ゲームを楽しむサイコパスそのもの。そこに刑事ジェファン(デファン)の義理の弟であるスンヒョン(キム・テギョム)の姿が。ようやく殺人犯の居場所を突き止めたスンヒョンに、ジェファンは「犯人の逃げ道を塞げ!近づくな」と電話で指示をする。ブラックライトを駆使したオープニングやジニョクと一味たちが殺人を犯す時に流れるヒップホップ音楽「Devils' On」は、祈祷師が行う宗教的儀式のイメージによるもので、死体を解体するという儀式を行うときに流れる奇妙で不快な耳にこびりつく楽曲となっている。
殺人鬼たちの精神を混迷し、陶酔させ、奇怪な雰囲気を醸しだすことで、観た者の脳裏に印象に残るシーンが誕生。無慈悲な解体ショーという、冒頭から衝撃的な本編映像となっている。ここから、物語は“前代未聞のボディチェンジ”という衝撃的な展開へと進んでいく。
はたして、殺人鬼ジニョクと刑事ジェファンの辿り着く先にある真実とは?ぜひ本編で確認していただきたい。
文/山崎伸子