溝端淳平、新キャプテン・アメリカ継承に感慨!すがちゃん最高No.1は“不屈の精神”学んだMCU作品への愛を叫ぶ

溝端淳平、新キャプテン・アメリカ継承に感慨!すがちゃん最高No.1は“不屈の精神”学んだMCU作品への愛を叫ぶ

マーベル・スタジオ劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2月14日公開)のキックオフイベントが1月21日に六本木ヒルズアリーナで行われ、サム・ウィルソン/新キャプテン・アメリカ役として日本版声優を務める溝端淳平、劇中で重要な役割を果たす日本の総理大臣役を演じる平岳大、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の大ファンであるお笑いトリオ、ぱーてぃーちゃん(すがちゃん最高No.1、信子、金子きょんちぃ)が出席した。

【写真を見る】全長7mの超大型“レッドハルク”トラックがお目見え!
【写真を見る】全長7mの超大型“レッドハルク”トラックがお目見え!

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)に次ぐ、「キャプテン・アメリカ」シリーズの最新作。主人公となるのは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)で、サノスを相手にアベンジャーズをアッセンブルした“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)から最も信頼され、スティーブから盾を託されたファルコンことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)。スティーブの意思を継ぎ、圧倒的な重みを背負うことを決意したサムの新たな戦いが幕をあける。この日は、本作のために特別に制作された全長7mの超大型“レッドハルク”トラックの前で、イベントが行われた。

サム・ウィルソン/新キャプテン・アメリカ役として日本版声優を務める溝端淳平
サム・ウィルソン/新キャプテン・アメリカ役として日本版声優を務める溝端淳平

溝端は『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(14)から長きにわたってサムの声を務め、本作からは“キャプテン・アメリカ役”を継承することになった。溝端は「サム役の声をやらせていただいて11年になる。愛してやまないMCUの世界で、自分の分身のように思っていたサム・ウィルソンが正式にキャプテン・アメリカとして継承して、主役として帰ってこられたことが本当にうれしい」と感無量の面持ち。「いままで以上にプレッシャーもある」と打ち明けつつ、「いままでのサム・ウィルソンとは違ったリーダー感や頼もしさもある。自分自身もいままでと同じような感じでは絶対にできないし、新しいチャレンジだなと思いました。サム・ウィルソンも新しいキャプテン・アメリカというプレッシャーや葛藤と戦っていく。そのサムに励まされるような気持ちで、声を当てさせていただいた」とキャラクターの心情と重ね合わせたと吐露。「充実した収録期間で、魂を込めて、ひと声、ひと声やらせていだたいた」と力強く語っていた。

日本の総理大臣役を演じる平岳大
日本の総理大臣役を演じる平岳大

戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」への出演も話題となった平は、日本の総理大臣である尾崎首相役を演じている。「初めてマーベルの作品に出演させていただくことになりました」と挨拶した平は、「5年前にアメリカに移住して、アメリカで俳優をやってみようと挑戦している最中」だと現状についてコメント。そんななか本作への抜てきは「新しい扉が開いた。ひとつコマが進んだという感じがしました。知り合いにマーベルに出ると言っただけで『おめでとう』と言っていただける。インパクトはすごい」と自身にとっても“ニュー・ワールド”を経験したと話す。劇中では、アメリカ大統領サディアス・ロス役を演じるハリソン・フォードとも共演を果たした。溝端は「平さんがハリソン・フォードと一対一でお芝居をしているのを見て、すごく誇らしいシーンだなと思った」と感激しきり。平は「めちゃくちゃビビりました」と苦笑いを浮かべつつ、「エキストラがたくさん出る日だったんですが、ハリソン・フォードが現場に入って来ただけで拍手が起こる。その気持ちがすごくわかった。そういった人たちがたくさんいる芝居のなかで、ド派手なアクションがある。ぜひビッグスクリーンで観ていただきたい」とアピールしていた。

ぱーてぃーちゃんが登壇した
ぱーてぃーちゃんが登壇した

すがちゃん最高No.1は、いつもの赤いスーツを脱ぎ捨ててキャップのイメージカラーであるブルーに身を包んで登場した。すがちゃん最高No.1が「溝端さんを見て『俺もこういうふうになりたい』と思って、イケメン系のコンテストを受けたことがある。ジュノンボーイ」と告白すると、溝端も「うれしい!そしていま同じステージに」と笑顔。すがちゃん最高No.1は「無事に書類で落ちた」と結果を報告した。

MCU作品の大ファンだと話したすがちゃん最高No.1
MCU作品の大ファンだと話したすがちゃん最高No.1

MCU作品は映画、ドラマも全制覇するほど大好きだそうで、「芸人をやる前に通販番組のADをやっていまして。まったく仕事ができなくて、窓際に追い詰められている時にマーベル作品と出会った。『キャプテン・アメリカ』を観て、『ここで腐っちゃダメだ、不屈の精神だ。俺はキャプテン通販だ』と盛り返して社内で人気者になった」と振り返る。さらに「普段は赤い衣装を着ていますが、金色も取り入れている。そこもアイアンマンをイメージしている」と愛を叫んでいた。

みんなで自撮り!
みんなで自撮り!

また信子は、“徳川家康の末裔”として「継承のコツを溝端さんに教えます」とにっこり。「元々いるすげえヤツの次って、超緊張するじゃないですか。でもそんなこと関係なく、ウチはウチのまま頑張るんだ!という気持ちを持って。すっごく頑張ればできます!」と信子節でエール。溝端は「いいことは言ってくれている。自分は自分らしくということですね。なるほど」とうなずくと、なんと平も「響きました」としみじみ。信子は「うれしい!あとで一緒にプリ撮ろう!」と大喜びすると、すがちゃん最高No.1から「気安く話しかけるな!ハリウッド俳優だぞ!」とツッコまれていたが、きょんちぃが「生ハリウッド初めて見ました。写真撮りたいんですけど、いいですか!」と興奮を伝えると、平は快く撮影に応じていた。


大ヒットを祈願して瓦割りにチャレンジした
大ヒットを祈願して瓦割りにチャレンジした

大ヒットを祈願して、レッドに色付けられた瓦割りにチャレンジする場面もあった。「サムになにかあったら任せてくれと言いたい。マーベルのキャラとして入りたい」と願ったすがちゃん最高No.1だが、結果的にはすがちゃん最高No.1だけ瓦割りチャレンジに失敗。見事に8枚の瓦割りに成功した溝端は「割れてよかった!サムの気持ちが乗った!」と声を弾ませていた。最後に平は「今回は、日本が重要な役割を担っていきます」、溝端も「新しいキャプテン・アメリカ、サム・ウィルソンの物語が始まります。今後のMCUの展開にも繋がってくる非常に重要な作品。空中アクションもあり、ヒリヒリとするサスペンス、推理考察も楽しめる」と熱く呼びかけていた。

取材・文/成田おり枝

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