綾瀬はるか&柄本佑がクリス・サンダース監督と語り合う!『野生の島のロズ』スペシャルインタビュー映像
第97回アカデミー賞で長編アニメーション賞など3部門にノミネートされているドリームワークス・アニメーションの最新作『野生の島のロズ』が、ついに本日より公開。それを記念して、日本語吹替え版でロズの声を務める綾瀬はるかとチャッカリ役の柄本佑、そしてメガホンをとったクリス・サンダース監督が語り合うスペシャルインタビュー映像が解禁された。
数多くの文学賞に輝いたピーター・ブラウンの「野生のロボット」シリーズを原作にした本作。無人島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズは、キツネのチャッカリとオポッサムのピンクシッポの協力のもと、雁のひな鳥キラリを育てるうち、心が芽生え始める。いつしか島の動物たちから“家族”として受け入れられていくロズだったが、厳しい冬を越えた頃、回収ロボットが現れ…。
映像のなかでサンダース監督は「キャリアのなかでも、こんなに公開すること、観客の方と映画を分かち合うことにワクワクしている作品はないんです。原作が本当に素敵で、すごくパワフルなテーマをたくさん持っています。だからそれをしっかりと映画でお届けすることに責任を感じていました」と、本作を制作するうえで心掛けていたことを真剣な表情で語る。
一方、綾瀬は「ロズがいなくてはならない存在になっていく過程が、すごく丁寧に描かれているところに感動しました」と明かし、柄本も「僕が一番『すげえな』と思ったのは、この作品の持つ純度の高さと言いますか、めちゃくちゃピュアな映画だなと思っています」と感嘆。それを受けてサンダース監督は「もともと純度がすごく高いストーリー。物語もすぐ核心に入ることができるし、ロズに関しても情報が一切ないので純粋に彼女を見ることができる。それがストーリーやフィーリングの純度につながっていると思います」と説明した。
さらに3人はロズとチャッカリのキャラクターとしての魅力についても深掘り。最後に「どのキャラクターも愛おしくて可愛くて大好きになる。心がすごくあたたかく、大事なことに改めて気付くような、そういう作品になっていると思います」と、これから本作に出会う観客へ向けてメッセージを送る綾瀬。是非とも劇場で、ロズと動物たちが織りなす奇跡と感動の物語を味わってほしい。
文/久保田 和馬