シークレットキャストは錦戸亮!『ショウタイムセブン』クライマックスビジュアル&予告編がお披露目
阿部寛主演の映画『ショウタイムセブン』(公開中)からシークレットキャストの情報が解禁。錦戸亮が爆破テロ犯役で出演していることが明らかになり、クライマックスビジュアルと予告編も到着した。
本作は韓国で大ヒットを記録し日本でも劇場公開された『テロ, ライブ』(13)を、「岸辺露伴は動かない」シリーズの渡辺一貴による監督と脚本でリメイクしたサスペンス。撮影は、テレビ局のスタジオを丸ごと作り込み、ライブ感を徹底的に重視し複数カメラで同時撮影。最大10分以上の長回し撮影シーンも盛り込み、圧倒的な“本物”の世界観を演出。正義感あふれる「ショウタイム7」現メインキャスターの安積役に竜星涼、新人アナウンサーの結城を生見愛瑠、爆破現場で中継を繋ぐ、折本のかつての盟友である記者、伊東に井川遥、視聴率がすべての「ショウタイム7」プロデューサー東海林を吉田鋼太郎が演じ、さらに前原瑞樹、平原テツ、内山昂輝、安藤玉恵、平田満ら実力派俳優陣が顔を揃えている。
2月7日の全国公開に合わせて、本作でテレビ局に爆弾をしかけ、大事件を巻き起こす犯人の繁藤寛二役を錦戸が演じていたことが明らかに。国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元人気キャスターで、ラジオ局に左遷された折本(阿部)のラジオ番組にかかってきた1本の爆破予告電話から始まる本作。主演の阿部はじめ、共演の竜星、生見、井川、吉田ら主要キャストが発表されるなか、本予告映像や、メインビジュアル公開時にも犯人役は隠され続けていた。また本作の犯人役が解禁される前のイベントで監督の渡辺は「低音の声がセクシーで、叫ぶのではなく抑えて、じわじわくる声の演技が恐ろしさを際立たせていた」と演技を絶賛していた。錦戸はアーティストのみならず俳優としての活躍もめざましく、ドラマ「不適切にもほどがある!」へのゲスト出演や、独立後映画初出演となった映画『コットンテール』(24)など出演する度に多くの注目を集めている。
そんな錦戸が本作で演じる繁藤は、ラジオの生放送中に折本へ爆破の脅迫電話をかけ、交渉人に指名、そして首相からの謝罪を求める無茶な要求をしたり、折本を窮地に追い込むという役どころ。映画の公開が始まり、初解禁となった錦戸扮する爆破テロ犯を捉えた映像は、彼の登場とともに、すべての登場人物が狂ったかのように感情を爆発させる衝撃映像がてんこ盛り。吉田演じる東海林は「それだけはダメだー!!」と叫び、竜星演じる安積は「あなたはジャーナリストでしょう!」と敵意むきだしで折本に詰め寄る。そしてなによりも怖いのがそんな状況に「こんなに興奮したのは久しぶりだよ!」と微笑む折本だ。それを見た繁藤もさすがに「おまえイカレてるな」と吐き捨てるほど。
あわせて公開されたクライマックスビジュアルでは神妙な面持ちで起爆装置を手にする錦戸の姿が写しだされている。また「その≪悪≫を疑え」という意味深なキャッチコピーも添えられている。
命懸けの生放送をリアルタイム進行で描き、ラスト6分には驚愕の展開が待ち構えているという本作。手に汗握る物語の結末をスクリーンで見届けて!
文/スズキヒロシ