ジャック・クエイドが演じるのは“痛みを感じない男“!?『Mr.ノボカイン』6月公開決定

大人気テレビシリーズ「ザ・ボーイズ」のジャック・クエイド主演を務める『Mr.ノボカイン』が6月20日(金)より公開されることが決定。あわせて、本作の特報映像、日本オリジナルポスターが解禁となった。

本作は、誰も見たことがない痛いのに“痛くない”アクション映画。主人公は、痛みを感じない男、Mr.ノボカイン(クエイド)。「ザ・ボーイズ」ではヒーローに復讐を誓う一般人を快演しているクエイドだが、本作では無痛の体を活かして本来ならば人間としてはあり得ない方法で戦う、ある意味誰も見たことのない新たなヒーロー的なキャラクターを熱演する。また、ノボカインの彼女役に『プレデター：ザ・プレイ』で主演を務めたアンバー・ミッドサンダーが抜擢された。そして、ノボカインの親友で頼れる“バディ”役を、「スパイダーマン」シリーズの主人公、ピーターの“バディ”であるネッド役でおなじみジェイコブ・バタロンが演じ、ノボカインが立ち向かう強盗役を俳優ジャック・ニコルソンの息子であるレイ・ニコルソンが演じる。監督を務めるのはダン・バーク＆ロバート・オルセン。2人での初監督作品『Body』(15)でベネツィア映画祭にノミネートという鮮烈デビューをはたし、その後公開された2人で監督した3作品でも好評を集めている注目の監督だ。

あわせて解禁となった特報映像は、自主規制により見ている側も限りなく“痛くな～い”安心安全のものとなっている。生まれつきどんな痛みも感じない“無痛の男”ノボカインは、気弱でマジメな銀行員。ごく普通の地味な生活を送っていたが、ある日、銀行強盗に居合わせてしまい、愛する彼女が人質にとられてしまう。ノボカインは普通に生きてきたが故に“戦闘力ゼロ”。痛みを感じないだけで不死身というわけではなく、身体へのダメージは他の人間とまったく変わらないが、彼女を助けるため“痛みゼロ”という唯一の武器を駆使して戦う。映像では、ノボカインが腕に撃ち込まれた銃弾を自ら取り出す場面や、アツアツのフライパンを素手で掴んで武器にするシーン、さらにガラス片を大量に突き刺した手で攻撃を仕かける姿など、通常ではあり得ない方法で敵に立ち向かうシーンが“自主規制”入りで映しだされていく。

さらに、痛いはずの武器が刺さりまくったケガまみれの体も意に介さず、スーツ男がエナジードリンクカラーのなかを駆け抜けるシュールかつインパクト大のイラストで仕上げられた日本オリジナルポスターも解禁となった。なお、ポスターにも“自主規制”が入っているが、本編では規制なしで“痛い”シーンもきちんと余すことなく楽しむことができる。

そして、本作の特典つきムビチケ前売券(カード)が3月7日(金)より発売されることが決定。ムビチケ前売券のデザインにはここでしか手に入らないUS版ポスターが使用されている。特典は、【痛みを感じない男・Mr.ノボカインのこれでも痛くないんカーーインシール】。心は少し痛むかもしれないが、ノボカインに武器をいくら刺しても“痛くな～い”密かな遊びを楽しめる面白シールとなっている。

前代未聞、どんな激痛も“痛くない”アクションが常識の枠を突き破る本作。文字通り”痛快”すぎる映画『Mr.ノボカイン』に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ