『か「」く「」し「」ご「」と「』奥平大兼&出口夏希W主演で実写映画化!尊い日々を収めた特報映像も
累計発行部数64万部を突破した住野よるの同名小説を映画化する『か「」く「」し「」ご「」と「』(5月30日公開)で奥平大兼と出口夏希がW主演を務めることが発表され、佐野晶哉(Aぇ! group)、菊池日菜子、早瀬憩が出演することも明らかになった。
本作は、少しだけ人の気持ちが見えてしまう男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー。W主演を務めるのは『MOTHER マザー』(20)にてスクリーンデビューを果たし、日本アカデミー賞など数々の映画賞にて新人賞を総なめし、その後も『君は放課後インソムニア』(23)、『赤羽骨子のボディガード』(24)、『Cloud クラウド』(24)などの話題作に立て続けに出演、さらに現在放送中の日曜劇場「御上先生」では、クラスの空気を支配してしまうようなジャーナリスト志望の生徒を演じる奥平。奥平は、引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公の京を演じる。
底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う三木直子(通称ミッキー)役には、モデルとしての活躍のみならず、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』(23)、『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』(24)、『赤羽骨子のボディガード』など俳優としても活躍の場を広げ、第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した出口。その他、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者の高崎博文(通称ヅカ)役に、ドラマ「離婚後夜」で初主演を果たした佐野、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称パラ)役に『月の満ち欠け』(22)で、第46回日本アカデミー賞新人賞を受賞した菊池、内気で控えめな性格で、ある日突然学校に来なくなる宮里望愛(通称エル)役を『違国日記』(24)で新垣結衣とW主演を果たし『あのコはだぁれ?』(24)との両作品で第16回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞した早瀬が演じる。
監督と脚本を務めるのは『カランコエの花』(16)、『少女は卒業しない』(22)などを手掛ける新進気鋭の中川駿。原作は「君の膵臓をたべたい」でデビュー以来、数々の人気作を手がけてきた住野の同名小説。2017年の発売から若者を中心に根強い人気を誇っている。今回の映画化に対し原作者の住野は、「この企画はコロナ禍も経て約六年をかけここまでたどり着きました。時間はかかってしまいましたが、時間をかけなければ出会えなかった監督さん、出演者の皆さん、スタッフさんたちがおられます。いまが最高の時になるよう、僕も出来るだけの尽力をさせてもらいました」と作品への並々ならぬ思いをコメントとして寄せている。
このたび解禁となるティザービジュアルには「もしも、好きな人の気持ちが見えてしまったら─」、「この“かくしごと”を知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」と、物語の展開を期待させるコピーが並び、さまざまな記号が舞う印象的なデザインとなっている。さらに、ティザーソロビジュアルは、それぞれ異なる記号と想いの一部が切り取られたコピーが気になる内容となっている。
特報映像は、クラスの人気者ミッキーの事を想い続ける主人公の京が、気持ちがみえてしまうことで、言葉にできない気持ちを抱えるもどかしさが全面に押しだされた内容となっている。さらに大声で訴えかけるエル、マイペースなキャラクターであるパラの涙、そしてクラスの人気者であるヅカの笑顔も印象的に映しだされ、5人の思いが絡み合う展開に期待が高まる。
最旬キャストの熱演が堪能できそうな本作。今後の続報も要チェックだ!