悪人を私刑する犯人は殺人鬼かヒーローか?韓国で750万人が熱狂した『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』本予告編
韓国で観客動員数5週連続第1位、観客動員数750万人(2024.12.26/KOFIC調べ)を記録した『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』が4月11日(金)より公開。本予告編、本ビジュアルが到着した。
本作は、韓国で1340万人を動員した痛快アクション『ベテラン』(15)の第二弾で、前作に続き『モガディシュ 脱出までの14日間』(21)や『密輸 1970』(23)の韓国を代表するヒットメーカー、リュ・スンワンがメガホンを取る。『工作 黒金星と呼ばれた男』(18)、『ソウルの春』(23)など話題作に次々と出演し、累計観客動員数1億俳優と名高いファン・ジョンミンも、9年の時を経てベテラン刑事ソ・ドチョル役で再び主演を務め、前作以上にキレのある激しいアクションを披露する。
新たに凶悪犯罪捜査班に加わる新人刑事パク・ソヌ役で、『ソウルの春』、「D.P.-脱走兵追跡官-」、「となりのMr.パーフェクト」で人気の注目俳優チョン・ヘインもW主演として最強タッグを組むなど、前作以上にパワーアップ。さらに、凶悪犯罪捜査班のメンバーとしておなじみの「イカゲーム」シーズン2のオ・ダルス、「涙の女王」のチャン・ユンジュ、『デビルズ・ゲーム』(23)のオ・デファン、「ラブレイン」のキム・シフ、さらに「財閥×刑事」、「ユミの細胞たち」のアン・ボヒョンと豪華メンバーが集結した。
前作では巨大財閥と広域捜査隊の対決が描かれたが、今作では連続殺人鬼と凶悪犯罪捜査班との対決が勃発する。法の網の目をすり抜けた悪人たちを粛正する報復殺人。犯人は殺人鬼か正義のヒーローなのか。家族のことを気遣う暇もなく昼夜を問わず犯罪と戦うベテラン刑事ソ・ドチョルと、凶悪犯罪捜査班の刑事たちに新たな試練が訪れる。
法では裁かれなかった悪人が次々と殺害される事件が発生するが、あたかも悪人に報復しているかのよう見えた。不条理な司法制度に憤っていた世論は、私刑を下す犯人を善と悪を裁く伝説上の生き物“ヘチ”と呼び、正義のヒーローともてはやすようになる。ドチョルに心酔する正義感溢れる新人刑事パク・ソヌが加わり、事件は解決に近づくかのように見えたが、彼らをあざ笑うかのように連続殺人犯は次の殺人対象を名指しする予告編をインターネットに公開する。メディアに扇動されヘチに熱狂していく大衆心理を横目に、ドチョルたち凶悪犯罪捜査班は、善悪の境界線を超えてしまった偽りの正義のヒーローに立ち向かう。
今回解禁となった予告編では、ベテラン刑事ソ・ドチョルと新人刑事パク・ソヌが、法で裁かれなかった悪人たちを狙った惨殺事件を追う様子を映している。正体不明の凶悪犯による報復犯罪に世論が過熱していくなか、ドチョルとソヌが犯人を追い詰めようと街中を駆け回り躍動する姿に胸が熱くなり、磨きのかかったアクション展開に目を見張る映像に仕上がっている。
さらに、本ビジュアルは、雨の中で歯を食いしばって事件解決への気迫を感じさせるドチョルと新人ながら凶悪犯罪捜査班の即戦力として活躍するソヌの姿が捉えられ、難攻不落な真犯人に手こずりながらも懸命に立ち向かう彼らを捉えたスタイリッシュなデザインだ。
本作のムビチケ前売券(オンライン)の発売も決定。購入者全員にオリジナルスマホ壁紙&ムビチケデジタルカードがプレゼントされるほか、限定グッズが当たるキャンペーンも実施されるとのこと。映画とあわせてチェックしてほしい。
文/平尾嘉浩