ニコラス・ケイジ主演最新作『シンパシー・フォー・ザ・デビル』で大塚明夫の狂気炸裂!吹替ver.スペシャル予告&特別インタビュー

ニコラス・ケイジ主演最新作『シンパシー・フォー・ザ・デビル』で大塚明夫の狂気炸裂!吹替ver.スペシャル予告&特別インタビュー

ニコラス・ケイジ主演のアクション・スリラー『シンパシー・フォー・ザ・デビル』が、2月28日(金)より全国公開となる。このたび声優の大塚明夫による吹替バージョン・スペシャル予告編と特別インタビュー映像があわせて解禁された。

スタジオA24とアリ・アスターがタッグを組んだ『ドリーム・シナリオ』(公開中)や、3月14日(金)から日本で公開される全米スマッシュ・ヒットのサイコ・ホラー『ロングレッグス』と、いま新たな絶頂期の真っただなかにいるケイジがプロデューサーを兼任し、持ち前の“怪優”ぶりを全編フルスロットルで披露する最新作『シンパシー・フォー・ザ・デビル』。不条理なまでに予測不能のストーリー展開に引き込まれ、随所に炸裂するハードなバイオレンスに息をのまずにいられない地獄のアクション・スリラーとなっている。共演はリブート版『ロボコップ』(14)や『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(21)で脚光を浴び、ジョン・ウー監督作品『サイレントナイト』(4月11日公開)も控えるジョエル・キナマン。

ケイジが過去イチ凶悪な男を演じる本作。すでに公開している日本版予告編にも狂気炸裂のシーンがちりばめられているが、そんなケイジのキレキレセリフの数々を、“あの人”の声で聴きたい!という映画ファンの声に応え、「ケイジといえばこの人!」と、30年以上、数々の作品でケイジの声優を務める大塚明夫による吹替バージョン・スペシャル予告が完成。

前置きなし、のっけから狂気全開のセリフでスタートし、もはや叫びのような声から沸点がいきなり上がる急展開シーンや、締めの「この、クソやろう」まで、予告編も本編同様、予測不能に一気に駆け抜ける。レジェンド声優の大塚も思わず「こんなカロリー高いの久しぶり」とこぼす狂気のスペシャル予告をぜひ堪能して。なお、劇場公開では日本語字幕版のみとなる。

また今回、スペシャル予告の解禁に合わせて、これまで、『ザ・ロック』(96)、『フェイス/オフ』(97)、『コン・エアー』(97)。『アダプテーション』(02)、『ゴーストライダー』(07)などでケイジの声優を務めてきた大塚によるスペシャルインタビューも到着。初めてケイジの声優をつとめた1984年の『コットンクラブ』から数々の作品のなかで、一番印象に残っている作品については、ケイジとショーン・コネリーが共演したアクション大作『ザ・ロック』を挙げる。

一番大変だった作品については、ケイジが双子を演じたスパイク・ジョーンズ監督の異色作『アダプテーション』を挙げ「全編の3分の2は1人でしゃべっていた」と思い出を語る。さらに、これまで様々なケイジの役柄を務めてきたなかで思い出す面白かったセリフについては、『オレの獲物はビンラディン』(16)で飛びだしたまさかの爆笑セリフを挙げた。

そして、いよいよ最新作となる『シンパシー・フォー・ザ・デビル』については、まず本作のケイジについて「ニコラス・ケイジという俳優のポテンシャル、スペックの高さを感じた」「61歳にして若者に引けを取らないアクションも見せ、ニコラス健在と感じた」と絶賛。演じた役柄については「彼がこれまで演じてきた役のなかでもっとも狂暴」、「あとがない、追い詰められた感は今回がピカイチ」と語る。


さらに踏み込んで、なにをしでかすかわからない迫力はどこから?と聞かれると「顔でしょうね」と持論を述べる。続けて「ドキドキ、怖さ、アクション、息詰まるとはこのこと」とアクション・スリラーとしての魅力を語り、最後に「最も狂暴なニコラスをお楽しみください」とケイジへのリスペクトに満ちたインタビューを締めくくった。ぜひ映画を観る前にレジェンド大塚による予告編とインタビュー動画をチェックしてほしい。

文/山崎伸子

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