見上愛、畑芽育、鈴木仁、神尾楓珠らが出演!『かくかくしかじか』キャラクター予告、新キャストが明らかに

見上愛、畑芽育、鈴木仁、神尾楓珠らが出演!『かくかくしかじか』キャラクター予告、新キャストが明らかに

「ママはテンパリスト」、「海月姫」などの漫画家、東村アキコの自伝漫画を、東村自らが脚本を担当して映画化する『かくかくしかじか』が5月16日(金)より公開される。このたび、本作のキャラクター予告、新キャストが解禁となった。

本作の主演を務めるのは、『はたらく細胞』(公開中)が大ヒット公開中の人気、実力ともにトップの永野芽郁。そして、共演には『ディア・ファミリー』(24)の名演も記憶に新しい国民的俳優、大泉洋。実は本作の映画化を決断するきっかけとなったのは、永野と大泉の存在。東村が永野なら良い作品になると確信を持ち、さらに恩師、日高先生役には「この人しかいない」と大泉を熱望したという。

このたび、明子(永野)と日高先生(大泉)をとりまくフレッシュなキャスト陣が一挙解禁となった。明子のクラスメイトでクールなミーハー女子、北見役を見上愛、明子の絵画教室の後輩で、のちの東村アキコのアシスタントを務めることとなる佐藤役を畑芽育、明子の高校の後輩で、ヤンキーながら美術の才能に目覚める今ちゃんの役を鈴木仁が務める。また、明子が進学する金沢美術工芸大学で出会う運命の相手(?)となる西村を主演映画『大きな玉ねぎの下で』が公開中の神尾楓珠が演じる。さらに、担当編集者の岡さん役に津田健次郎、高校の美術部顧問の中田先生役をくりぃむしちゅーの有田哲平、母親役をMEGUMI、父親役を大森南朋と、明子を見守る大人たちにも個性豊かなキャストが揃った。

また、解禁にあわせて、個性豊かなキャラクターを映しだしたキャラクター予告映像も解禁となった。「明子先生、先生のこと描かないんですか?」という佐藤の言葉と、故郷である宮崎の海を見つめる漫画家、東村アキコとなった明子の後ろ姿で幕を開ける本映像。高校時代の夢みがちでぐうたらな明子と、竹刀を振り回し怒号を飛ばし、「チンパンジーみたいやな。今日からお前のあだ名は“チンパン子”じゃ」と、デリカシーのかけらもない言葉を投げつける最恐の絵画教師、日高先生との激動の日々を回想する。楽観的な明子に現実をつきつける北見や、後輩の佐藤。日高に立てつくヤンキーの今ちゃんや、進学した金沢での西村くんとの出会い、さらに優しいまなざしで明子を見守る大人たち。そして最後にはあんなに恐ろしかったはずの恩師との、美しくかけがえのない“ずっと描けなかった9年間”が描かれる。

さらに、今回新たに発表されたキャスト陣のコメントも到着。北見役の見上は「いま、ちょうど試写の帰り道でこの文章を書いています。個人的に、自分の学生時代のことを思いだすような作品で、いろんな先生たちの顔が浮かんできました。自分という1人の人間に、真正面から向き合ってくれる人がいるかどうかで、人生の豊かさは変わっていくのだと感じます。皆さんの大切な人を思いだしたり、誰かと向き合うきっかけになる作品になりますように」と本作への想いをコメントした。佐藤役の畑は「昔から東村アキコ先生の大ファンでしたので、今回のお話をいただいた時は喜びと驚きと共についにあのかくしかが実写化するのか…!と胸が躍りました。私もこの作品のいちファンとして公開を心から楽しみにしています」、今ちゃん役の鈴木は「お話をいただいたとき、一読者として愛読させていただいていた『かくかくしかじか』の世界に自分が入っていけるということがとにかく嬉しく、同時に不思議な感覚もありました。素敵な共演者の皆様、キャラクターとお芝居させていただき、役者としても刺激的な現場でした」と語っている。


原作者の東村本人が、完璧な形での実現は不可能だろうと映像化を断り続けていた本作。実力も個性も兼ね備えたキャストが集結して実現した本作に期待が高まる。

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