『劇場版 Fate/stay night』が他作品を圧倒し首位スタート!『猿の惑星』は2位に
10月14・15日の週末、全国映画動員ランキングは『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower』が土日2日間で動員24万8000人、興収4億1300万円をあげ堂々の初登場1位を飾った…といっても「どんな映画?」と思われている映画ファンも多いのでは?本作は現在、関連のゲームアプリが1000万ダウンロードを記録している、アニメ&ゲームファンに大人気の作品である。
『Fate/stay night』は人気ゲーム原作の劇場版アニメで、これまでもTVアニメや漫画、アプリなどのメディア展開で、根強いファンに支えられてきた。初日には新宿バルト9などで声優や制作陣登壇の舞台挨拶が行われ、全国の劇場でライブビューイングされたほか、来場者プレゼントも配られるなど、劇場1サイトあたりのアベレージが300万円を超える高稼働となった。また、劇場内でゲームアプリ『Fate/Grand Order』を起動すると、週替わりで“概念礼装”と呼ばれるアプリ内のカードが来場者特典として入手できるキャンペーンも実施。来週末以降も更なる動員数の伸びが期待される。
同じく初登場で2位となったのが、『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(11)『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(14)に続く、「猿の惑星」リブート版の完結編だ。68年の1作目につながる、猿が地球を支配するまでの衝撃の物語が展開される。土日2日間で動員14万9000人、興収2億200万円を記録した。
そのほか新作では、名作アニメをリメイクした『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第三章「純愛篇」』が8位にランクイン。10位の『恋と嘘』はマンガアプリ「マンガボックス」で連載された同名コミックの実写化作品で、ヒロインに森川葵、その幼なじみ役に『君の膵臓をたべたい』の北川匠海、「HiGH&LOW」シリーズの佐藤寛太らが出演している。
既存作品では、『亜人』が累計興収10億円を突破し5位に。また、『僕のワンダフル・ライフ』は6位、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が7位となったほか、先週首位の『アウトレイジ 最終章』は3位につけている。次週もトム・クルーズやシャーリーズ・セロンの主演作など話題作が目白押し。どのようにランキングが変動するのか要注目!【トライワークス】