愛する弟を捜す少女がロボットたちとともに立ち上がる『エレクトリック・ステイト』決戦へ向かう最終予告

愛する弟を捜す少女がロボットたちとともに立ち上がる『エレクトリック・ステイト』決戦へ向かう最終予告

アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)や『グレイマン』(22)などのアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ兄弟がメガホンをとるNetflix映画『エレクトリック・ステイト』が3月14日(金)より配信される。このたび、本作の最終予告が解禁となった。

【写真を見る】ミリー・ボビー・ブラウンとクリス・プラットが主演を務める『エレクトリック・ステイト』より最終予告到着
【写真を見る】ミリー・ボビー・ブラウンとクリス・プラットが主演を務める『エレクトリック・ステイト』より最終予告到着Netflix映画『エレクトリック・ステイト』3月14日(金)より世界独占配信

本作は、ヘンテコな見た目のロボットがそこかしこで暮らしている“現実とは異なるもうひとつの1990年代”を描いた“S(すこし)F(不思議な)”ロードムービー。主演は「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のミリー・ボビー・ブラウンと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「ジュラシックワールド」シリーズのクリス・プラットが務める。また、キー・ホイ・クァン、ジャンカルロ・エスポジート、ジェイソン・アレクサンダーらが集結し、ボイスキャストにはウディ・ハレルソン、アンソニー・マッキー、ブライアン・コックスら豪華な面々が勢揃いした。

舞台は、かつて平和に人間に仕えていたロボットたちがクーデターを起こし、追放されてしまった世界。人類はコントロール可能なロボットだけを残し、反乱に参加した多くの自律型ロボットをエレクトリック・ステイトと呼ばれる塀に囲まれた広大な土地に追いやり、かりそめの平穏を取り戻していた。ロボット=危険な存在という常識が広まった世界で育った主人公のミシェル(ブラウン)は、失踪してしまった弟クリストファーとどこか似た雰囲気をまとう黄色いロボットの“コスモ”と出会ったことで、いままでの常識が覆されていく。ミシェルはコスモを操作しているのが弟ではないかと考え、コスモとともに愛する弟を捜す旅に出ることに。

今回解禁となったのは、コスモとともに旅に出た主人公のミシェルが、弟の失踪に隠された巨悪の存在に立ち向かう様子を捉えた予告映像。胡散臭い密輸業者のキーツ(プラット)と、彼の相棒ロボットのハーマン(声:マッキー)、そしてエレクトリック・ステイトに暮らすさびれかけのロボットたちに出会ったミシェルが、仲間の力を借りて敵の組織にぶつかっていく。弟クリストファー失踪の背後に想像を超える巨悪の存在があることを知ったミシェルは、真相を知るため、敵に立ち向かうことを決意する。反対するキーツやほかのロボットたちに対し、「真の敵を倒すの」と強く語りかけるミシェル。やがて彼らはテクノロジーを駆使した最新鋭の兵器で迫る敵組織に力を合わせて戦いを挑んでいく。

舞台となる1990年代アメリカのヒット曲「Good Vibrations」が流れるも、キーツが「こんな曲に殺されねえぞ!」とビビりながらも強がるユーモアあふれるシーンや、巨大なロボットが車を投げて攻撃し、全てを踏み潰したりと、大小さまざまなタイプのロボットが暴れまわる規格外のスケールで繰り広げられるダイナミックなアクションシーンは、まさにルッソ兄弟らしさを存分に発揮している。

ジョー監督は「これは単なるスペクタクル作品ではなく、登場するキャラクターが旅のなかで味わった深い感情を描く作品です」と告白。「ミシェルは、自分が想像していたよりもずっと大きく複雑な世界で、自分探しをしながら、思いがけない場所で仲間を見つけることになります。衝撃を受ける感覚や感情の深みを描き出し、スリルと冒険を味わえるだけでなく観終わった後にも心に残るような映画を作り上げたいという思いで取り組みました」と本作に込めた熱い気持ちを語った。


決戦の末に待ち受ける衝撃的な展開とは?ミシェルは無事に弟と再会できるのか?一流キャストとスタッフが集結して生みだされた冒険の旅に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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