ディカプリオ、「とても緊張感ある」新作をベルリン・プレミアで披露
レオナルド・ディカプリオ主演の孤島ミステリー『シャッター アイランド』(4月9日公開)が、第60回ベルリン国際映画祭にて現地時間13日にプレミア上映された。
マーティン・スコセッシ監督、出演のレオナルド・ディカプリオ、ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズ、マーク・ラファロらが登壇し、多くのジャーナリストとテレビカメラで会場は色めき立った。
ディカプリオは、4度目となるスコセッシ監督とのタッグ作について、「一緒に作品を作ってから10年になるが、二人の関係はその間に発展した。本作はその信頼の上にできた作品。スコセッシ監督のような素晴らしい監督から声がかかって、ノーと言える役者はいないよね」といつもながらその確固たる関係性を語った。
絶海の孤島に建ち、精神を患った犯罪者を収容する施設が舞台の本作について、「とても緊張感のある作品で、主人公テディを演じるのは大きな挑戦であり、満足感も大きかった」と作品への自信を見せた。
現地の記者からドイツ語を話してという要望には、「ダンケシェン(ありがとう)」と手を振り、歓迎に応えていた。会場の外では、雪の降る中でレオ様の姿を一目見ようというファンが大勢集まっていた。
この『シャッター アイランド』は体験型ミステリーのごとく、謎を解いていくタイプの映画になるとのこと。信頼を築き上げてきた彼らの自信作をお見逃しなく。【Movie Walker】
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