井浦新から瑛太への愛が炸裂!「愛してやまない人」
三浦しをんの小説を、井浦新主演で映画化した『光』(11月25日公開)のプレミア試写会が、11月9日にユナイテッドシネマ豊洲で開催。井浦新、瑛太、長谷川京子、橋本マナミ、大森立嗣監督が舞台挨拶に登壇した。瑛太と念願の初共演を果たした井浦は「愛してやまない人でした」と愛をぶつけると、瑛太は「ありがとうございました」と笑顔を見せた。
井浦は「とにかくうれしかったです」と瑛太との共演を喜んだ。「大森監督に『瑛太と、お互いに内側から削り合ってぶつかり合えるくらいの作品をいつかやらせていただきたい』と直訴していたんです。撮影までもワクワクしましたし、撮影が始まったら毎日現場に行くのがうれしかったです」。
瑛太も井浦について「僕は俳優になる前にモデルをやっていたんですが、その頃からカリスマのARATAさんで、すごく尊敬していましたし、大好きな先輩でした」と大興奮。
「だからうれしい喜びと緊張、胸のざわめきみたいなものが生まれてきました。現場でもどんどんどん緊張していき、『ゆき兄』と声をかけるシーンでは、うれしくて声がでかくなっちゃって。そこから新さんとの伝説が始まりました」。
大森監督もある2人のあるシーンで「顔、近いよと。あれ?キスしちゃうの?くらいな感じでした。何かでボーイズラブの進化系だというようなことが書かれていましたが、さすが三浦しをんさんだなと」と驚いたとか。
井浦も「好きすぎて、(瑛太が演じた)輔を超えて瑛太くんを見ている自分がいたりとか。ボーイズラブなのかな。違うけど」とノリノリに語り、笑いを取った。
『光』は、『さよなら渓谷』(13)や『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣監督作。中学生の信之が、同級生の恋人・美花を守るために殺人を犯す。次の日に津波が島を襲い、信之と美花、殺人を目撃した幼馴染みの輔だけが生き残る。25年後、その3人の人生が再び交錯していく。【取材・文/山崎伸子】