長澤まさみ、高橋一生は「遠慮がない」口の中に指を入れられて驚き!
新たな才能を発掘する「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2015」グランプリ受賞企画を映画化した『嘘を愛する女』(2018年1月20日公開)の完成披露試写会が11月27日に東京国際フォーラムで開催され、長澤まさみ、高橋一生、DAIGO、川栄李奈、吉田鋼太郎、中江和仁監督が登壇。長澤が、恋人役を演じた高橋について「遠慮がない」と印象を明かした。
本作は一流企業に勤める完璧なキャリアウーマンの川原由加利が、恋人の大きな嘘に翻弄される姿を描く大人のラブストーリー。ステージを上り下りする際には、高橋がしっかりと長澤の手をとってエスコート。紳士的な姿を見せて、会場から大歓声を浴びた。
『世界の中心で、愛をさけぶ』では同級生役、CMでは夫婦役を演じるなど、これまでにも共演を重ねてきた長澤と高橋だが、恋人役は今回が初めてのこと。長澤は「何度か共演させていただいていますが、距離感が近い役だった」と本作で高橋と紡いだ関係性を振り返り、「すごく緊張しました」とコメント。高橋も「照れちゃいますね」と大きくうなずいていた。
さらに高橋の印象を聞かれた長澤は「遠慮がない」と告白。恋人役だけに仲睦まじいシーンも多く演じたが、「口の中に手を入れられて、(口を)開かれるシーンがある」そうで、長澤は「遠慮がないなと思った。いい意味でですよ!遠慮があるとお芝居って、相手との距離が変わってきてしまう。すごく深い関係性にあるという設定だったので、『ここから来るんだ』って」と高橋の距離感のつめ方に驚いたという。
照れ笑いを見せた高橋は「最初の方に撮らせていただいたシーン」と述懐。「思い切って、口の中に指を入れさせていただきました」と語り、「思い切り、ガッと!」と強調し、会場の笑いを誘っていた。
またキャリアウーマンに扮した長澤は「私も中堅どころという世代に突入し始めている。由加利のような立場は、自分にも通じるものがある」と演じた役柄と重なる部分もあるといい、「世間で言われる、本当の愛を掴まなきゃいけない世代にも差し掛かっている。そういう意味でも等身大だなと思った」と30代を迎えた、今の自分だからこそ演じられる作品となったことを明かしていた。
取材・文/成田 おり枝